脂肪を燃やすのは「3つの消費エネルギー」
・基礎代謝、生活活動代謝、食事誘導性熱産生が代謝の基本
人が消費するエネルギーは、大きく分けて、「基礎代謝」「生活活動代謝」「食事誘導性熱産生」の3つがあります。
基礎代謝は、呼吸や内臓など、じっとしていても消費される、生命維持のためのエネルギー。生活活動代謝は、歩いたり仕事をしたり、スポーツなどで活動して消費するエネルギー。食事誘導性熱産生は、食事をするときに消費するエネルギーです。
基礎代謝量とは、生命活動を維持するための必要最小限のエネルギー量のことをいい、10代後半をピークに低下します。代謝量が下がると、脂肪が燃えにくくなり、痩せにくくなるため、代謝を上げることはダイエットでは重要なことです。
また、生活活動代謝のなかには、スポーツなど意識的に行う運動のほかに、非運動性活動代謝(Non-Exercise-Activity Thermogenesis)が含まれ、家事などの身体活動で消費されるエネルギーのことを指します。この略してNEATを高めるためには、座って過ごす時間を減らし、立位・歩行活動の時間を増やすことがポイントとなります[図表1]。
ラクに痩せるためには「基礎代謝」に注目せよ
・1日に消費するエネルギーの約60~70%が基礎代謝! 基礎代謝量を上げるのが最善策
・筋肉量を上げ、基礎代謝をアップさせる正しい筋トレと、食事の知識
基礎代謝が高い人は、低い人に比べて、普段の生活でもエネルギー消費量が多くなります。そのため、家でじっとしている間でも、基礎代謝が高い人のほうがエネルギーが消費されやすく、痩せやすい体質になっています。
基礎代謝を上げるためには、筋肉量を上げることがポイントとなります。筋肉量が多く、その活動量が多いと、エネルギー消費量が多くなるからです。
特に加齢によって、筋肉量は低下していくため、筋トレなどで筋肉を鍛えることは、基礎代謝をアップさせるために大切です。無理な食事制限のダイエットをすると、体がカロリー不足となり筋肉が分解されやすくなるので注意しましょう。
一時的に体重が落ちても、筋肉量が減って基礎代謝が落ちるため、痩せにくい体質になってしまいます。
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