怪力乱神を語らず…「50代から枯れる人・枯れない人」の決定的な差

50代はご自身の体調や周囲の環境の変化により、「実る人」「枯れる人」の分かれ目となる時期です。「実る人」の特徴は、「いい人間関係、元気、心の平安」。人間関係を良好に生きるためには、感謝や価値観の違いを認める力が必要とされます。長年人間教育に携わり、稀代のリーダーたちと交わってきた筆者がポイントを解説します。※本連載は松尾一也著『50代から実る人、枯れる人』(海竜社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

大切な人をリストアップし普段から感謝の気持ちを伝達

【50代から枯れる人=大事な人とのパイプがつまっている】

 

この人のお蔭で今の自分がいると思える人が一人や二人はきっといるはずです。そういう人を「貴人」といいます。

 

また、自分の周りにもこの人の生き方、あり方って素晴らしいなぁと感じて、学んでいきたいと思える人がいるはずですが、そういう人を「メンター(師匠)」といいます。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

まずオススメするのが「貴人・メンターリスト」の作成です。人間関係も雑多になってきていて、大事にすべき人がわからなくなってきてしまうものです。あらためて「この人と出逢えて良かったと思える人」をリストアップしてみましょう。

 

マンダラチャートを利用すると便利です。

 

マンダラチャート(あなたの貴人リスト)

 

貴人というのはすでに亡くなっている人や、自分に尽くしてくれた人だけではなく憎しみを持ったり、ケンカをしたりした人なども含まれるケースもあります。

 

とにかく自由に書き出してください。そして日々、これら貴人へ感謝の気持ちを持つだけで気分が変わってくるはずです。いわゆるデスノートの真逆バージョンですね。

 

次に具体的に貴人・メンターとの関係を潤滑にするためのパイプ掃除法をお教えします。

 

【パイプ掃除法(貴人・メンターを大切にするコツ)】

 

①季節の挨拶を必ずする(メールよりも手紙、それよりも直接出向く)

②お茶を共にする

③食事を共にする

④旅を共にする

⑤講演会などの共同作業をする

⑥なんの用事も無いときにも話をする

 

私は若い頃、盆暮れにお世話になった人に名前入りのハンカチを送っていました。やはりなにか困った時にだけ依頼にいくのではなく、平時にこそ感謝の気持ちを伝えておくことが大切だと思います。

 

ただ、そんなに予算はかけられないので、相手の苗字を刺繍した白いハンカチを3枚お贈りしておりました。

 

やがてあの上智大学名誉教授でいらした渡部昇一先生に、早くから「ハンカチの松尾君ね」と呼んでいただけるようになりました。実は30年も前から私は「ハンカチ王子」を拝命していたのです(笑)。50代こそ、錆びついた貴人とのパイプ掃除をして人間関係を実らせましょう。

株式会社ルネッサンス・アイズ 

1961年東京都生まれ。大学時代より安岡正篤、中村天風のセミナーを受講、あわせて世界各地を旅して「人間教育」に目覚める。富士通を経て、株式会社ルネッサンス・アイズを設立。

26歳で起業以来、「人間学の探求」をライフワークに、日本をリードする人物の講演会などを数多くプロデュース、現在では800名を超える講師陣ネットワークを築く。

また、自身も本物の人物から薫陶を受けた英知をわかりやすく伝え、人間力・リーダーシップ・モチベーション・コミュニケーションなど「人と組織の成長」にフォーカスしたテーマで日本各地を講演している。次世代リーダー育成スクール「Nexting」を展開中。

著書に、『出逢い力─あなたに逢えてよかったと言われる人生』(明日香出版社)、『トップリーダーが実践している奇跡の人間育成─大差を微差に縮め、微差を大差に広げる技法』(きずな出版)がある。

著者紹介

連載人生100年時代で差がつく!50代からの人生マネジメント

50代から実る人、枯れる人

50代から実る人、枯れる人

松尾 一也

海竜社

50代というのは、仕事においても家庭においてもこれまでと違うことが噴出します。 責任ある大きな仕事を仕切る/子供の教育の総仕上げ/親の介護、看病、見送り…といったライフイベントが迫るかと思えば、一方では、別会社…

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