住宅ローン、どれくらいの人が審査に落ちる?
〜すんでのところで逃した契約済み物件が戻ってくることもある〜
◆あまり使っていないクレジットカードは解約しておこう
建売住宅やマンションを「買う」という申し込みをして契約をしても、実際に買えるかどうかはまだ分かりません。というのも、マイホームを現金で買える人は少ないので、ほとんどの人が住宅ローンを組むことになるからです。
住宅ローンを組むには、金融機関の審査があります。もしも、この審査に落ちてしまったら、「住宅ローンが組めない=代金を払えない」わけですから、買うことはできないのです。
この住宅ローンの審査に落ちる人は意外と多いのです。
住宅ローンの審査は金融機関が行うものであり、審査基準は金融機関によって違います。基本的には、貯蓄額、勤務先、勤続年数、年収、年齢、健康状態、現在の借金(車のローンなども含まれる)、クレジットカードなどの事故履歴などが判断材料とされています。
特にクレジットカードを多数所有している人は、すべてのカードの限度額を見られますので、あまり使用していないカードなどは解約しておくべきでしょう。
近年では携帯電話の端末の分割支払いや、奨学金も審査に加える金融機関があるようです。不動産の購入を検討しているなら、携帯電話の本体料金などは完済しておきましょう。
リーマンショックの頃などに比べれば金融機関も融資に対して条件を緩和しているようですが、それでも未だに5〜10%ぐらいの方が審査で落とされているようです。
それだけ住宅ローンの審査に落ちる人がいるということは、「この物件、狙っていたけど売れちゃった」という方には、チャンスが残っているかもしれないということです。
先に契約されてしまっても、20件に1件ぐらいは白紙になるケースがあるのですから、欲しい物件の契約が流れた場合は、すぐに連絡をもらうよう、不動産業者の営業マンにお願いしておくようにしましょう。
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