住宅ローン審査に落ちる人は「意外と多い」…まさかの判断材料

どんなリスクが潜んでいるかわからない「家と土地」。髙橋土地家屋調査士事務所代表・髙橋輝氏の著書『買ってはいけない家と土地』(自由国民社)より一部を抜粋・編集し、住宅ローンの審査の前にやっておくべきことや競売不動産を買う前に知っておくべきことについて紹介していきます。

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売買契約書や重要事項説明書は事前に入手しよう

〜不明なまま契約してしまうのは危険です〜

 

◆不動産取引に馴染みがない人にとって理解しがたい「重要事項説明」

 

いざ契約の段階になると契約日が設定され、不動産業者を訪れることになります。その際、宅地建物取引士が重要事項の説明を行います(重要事項説明書を読み上げるというパターンが多いと思います)。重要事項説明と契約締結を同じ日に行う不動産業者が多いのです。

 

重要事項説明書の内容は購入物件の内容を記載したものであり、購入者にとって重要な記載が山盛りです。説明を受けた後、「重要事項の説明を受けた」という署名・捺印をするのですが、重要事項説明は、ほとんどの方にとって難しい言葉の連続で、ほとんど内容が分からないまま署名・捺印をするというのが実情なのではないでしょうか。

 

当然、分からない部分は質問をすれば宅地建物取引士が説明してくれるのですが、「そもそも何を質問していいか分からない」という方もたくさんいると思います。

 

私が営業マンだった頃、「重要事項説明書は一息で読め」と教育されました。お客さまが重要事項説明を聞いてひっかかることがあって、そのせいで契約が見送りになれば、営業マンがやってきた今までの仕事はパアになります。

 

業者としては、買主に考える余裕を持たせないようにして、「とにかく早く判子を押してくれ!」と思いながら平静を装っているのです。

 

(写真はイメージです/PIXTA)
(写真はイメージです/PIXTA)

 

契約に立ち会っていた私自身も、「分からない言葉ばかりが書いてある書類を、何も確認せず、よく判子を押せるな」と思っていました。判子を押せば売買契約は成立となり、長い住宅ローンを支払っていく生活がスタートするわけです。

 

重要事項説明書に書いてあった事項について、後日、購入者と業者とでトラブルになったケースもないわけではありません。重要事項説明書に記載されていた事項で起きたトラブルについては、一概に不動産業者だけが悪いというわけでもなく、買う方の知識不足もあると考えられます。

 

専門用語ばかりなので理解しづらいのは無理もありませんが、それでも契約書や重要事項説明書に書いてある内容は、理解した上で契約に臨むべきと言えましょう。

 

そのためにも、契約書や重要事項説明書は、契約する3〜4日前までには手元に取り寄せ、事前に質問内容をピックアップしておき、宅地建物取引士が重要事項説明をしている時に質問して、明確に理解しておくべきだと思います。

 

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髙橋土地家屋調査士事務所 代表

土地家屋調査士。埼玉土地家屋調査士会所属。民間紛争解決手続代理関係業務認定取得。
日本大学卒業後、住宅販売会社に営業職として勤務。その後、土地家屋調査士事務所に勤務した後、独立。
土地、建物の調査・測量・登記手続き案件を数多くこなす。
特に税理士・司法書士等、他士業との連携を図り、「相続対策の測量・登記業務」に力を入れている。
他に測量士、宅地建物取引士、マンション管理士、マンション管理業務主任者、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーの資格を保有。
監修書に『自分でできる不動産登記』(自由国民社)がある。

著者紹介

連載家と土地トラブルを避けるための基礎知識

買ってはいけない家と土地

買ってはいけない家と土地

髙橋 輝

自由国民社

物件を選ぶとき、ほとんどの方は、どうしても「建っている建物」だけに目が向いてしまうようです。 毎日の家事がしやすかったり、自分好みの雰囲気の中で暮らすことに想像を巡らせることも確かに大事なこと。 でも、安心して…

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