もし退職金が出たら…「老後破綻危険度」10のセルフチェック

日本人の平均寿命は延び、「人生100年時代」と言われています。しかし、これまで築き上げた資産がなくなるまでの期間、すなわち「資産寿命」が短いと、自分のやりたいことができません。今回は、退職金に関する10個の質問から「老後破綻危険度」を診断し、資産寿命を延ばすポイントを解説します。※本連載は、大江英樹氏の著書『資産寿命 人生100年時代のお金の「長寿術」』(朝日新聞出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

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「退職金」は老後のリスクに備えて安易に使わないこと

早速ですが、はじめに簡単なテストをしてみたいと思います。退職金に関する次の10の項目の内、自分が当てはまる、あるいはそうだろうと思う項目にチェックを入れてみてください。

 

□ 退職金が出たら、そのお金で妻と二人で世界一周をしたい

□ 毎月の家計の赤字が出たら、退職金から補塡するつもりだ

□ 退職金を少しでも増やすために投資を始めたい

□ 銀行や信託で高い金利の預金がつく「退職金運用プラン」に預けるつもりだ

□ 退職金は年金では貰わず、全部一時金で貰う予定だ

□ 退職金を元手にあこがれていたお店をオープンしたい

□ 退職金は長年働いた自分に対するご褒美だと思っている

□ 退職金でローンの残りは全て返してしまおう

□ 孫のためなら出し惜しみせずにお金は使いたい

□ 退職金があるので趣味はおおいに楽しみたい

 

さて、あなたはこの内いくつにチェックしましたか? あなたの「老後破綻危険度」は一体どれぐらいなのか、見てみましょう。

 

チェック0:あなたはほぼ老後破綻の心配はありません。安心していいでしょう。
チェック1〜3:普通にしていればほぼ大丈夫ですが、「退職金で投資を始める」と「退職金でお店を開業」にチェックが入った人は注意してください。
チェック4〜7:やや危険です。退職金の使いみちと意味をもう一度よく考えてみてください。
チェック8〜10:かなり危険です。一旦白紙に戻して退職金のことを考え直しましょう。

 

普通の生活費だけであれば、サラリーマンの場合、年金だけでも十分に暮らしていけます。しかしながら、退職金は老後に起こり得る様々なリスクに対しての備えとしては非常に大切なものですから、安易に使ってしまってはいけないのです。

 

多くの人は退職金について、二つの大きな勘違いをしています。それは、①「退職金は長年働いたご褒美だ」と思ってしまうことと、②「退職金は余裕資金だ」と思ってしまうことです。そのために思い付きで豪華な旅行に使ってしまったり、知識も経験もないまま、投資して大きく損失を出してしまったりすることになりかねないということです。

 

退職金を安易に使ってはいけない(※写真はイメージです/PIXTA)
退職金を安易に使ってはいけない(※写真はイメージです/PIXTA)

 

 

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株式会社オフィス・リベルタス 代表取締役 

経済コラムニスト。専門分野はシニア層のライフプランニング、資産運用及び確定拠出年金、行動経済学等。大手証券会社を退職し、2012年にサラリーマンの老後支援を目的に(株)オフィス・リベルタスを設立。書籍やコラム執筆のかたわら、資産運用、年金、シニアライフプラン等のテーマで全国で年間140回を超える講演を行っている。CFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士。主著に、『定年男子 定年女子』(共著、日経BP)、『経済とおかねの超基本1年生』(東洋経済新報社)、『定年前』(朝日新書)、『資産寿命』(朝日新書)など多数ある。

著者紹介

連載人生100年時代の「お金の長寿術」

資産寿命 人生100年時代の「お金の長寿術」

資産寿命 人生100年時代の「お金の長寿術」

大江 英樹

朝日新聞出版

もし、寿命より先にお金が底をついたら―?貯金は無い、年金は少ない、運用もわからない…そんな、“ないない尽くしの老後”が不安な人も多いことだろう。でも心配ご無用!お金はやり方次第で長生きさせられる。資産を長寿化さ…

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