過保護でぜいたくな暮らしをしてきた子供たちは…
医者の子供が優秀なわけではありません。むしろ、過保護で贅沢に暮らしてきた子は、どこか破綻しています。ベンツを乗り回して、たばこを吸って、「お金を払っているから、何でも許される」と思っている子供もいます。恋愛をしに来ているのかと思いたくなるような女生徒も少なくありません。
合宿ともなれば、男子部屋と女子部屋の間の廊下に座って監視しなければならないため、まともに眠れないほどです。勉強する気などないのではないか? そもそも医者になる気も、その覚悟もない子が多いわけです。
どうしてもダメな子は、やめてもらうこともあります。しかし、それは本意ではありません。必死になって矯正しています。彼らをそんな若者にしてしまったのは、多くの場合、両親なのです。
長澤 潔志
医学部専門予備校・TMPS医学館代表取締役
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】