念願だったマイホーム。幸せも束の間、いつしか家計を圧迫し続ける「重荷」になっていた…。身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。日本の住宅事情、先行きは明るくないかもしれません。

「日本の木造住宅」20年経ったときの価値はなんと…!?

さて、住宅に限らず、どんな物でも「買い手」と「売り手」が存在することによって、取引が成立します。不動産の場合、取引というのはいわゆる「売買契約」のことです。この構図が、商売におけるすべてのキホンとなります。

 

昔ながらの寿司屋へ行くと、ネタの価格が「時価」となっている場合があります。その理由は、漁獲量によって価格が変わるため。つまり、どれだけ魚が獲れたのかによって価格が決まるということです。お客さんにとっては不安になりますが、寿司屋としては合理的な手法というわけです。

 

不動産もまた、似たようなところがあります。具体的には、供給する住宅(漁獲量)が少なく、買い手がたくさんいる市場であれば価格は上がりますし、反対に供給量が多くて買い手が少なければ価格は下がります。

 

このように考えると、購入時の価格はあくまでも目安にしかならないということがわかります。すでに述べたとおり、一般的な住宅の平均築年数は20年超。20年も経過すれば、建物の状況も周辺環境も変わるはずです。その結果、価格もまた変わるのが必然です。

 

「一生に一度の決断だからこそ損をしたくない」。そのように考えるのは自然なことですが、一方で、市場の原理を理解しておかないと、誤った判断をしてしまうことになります。相場を知り、現状を把握することによって初めて、適正価格が導き出せるのです。

 

また、持ち家の値段が分かりにくい理由には、土地と建物という別々の不動産を同時に売却するという、住宅ならではの複雑さもあります。それぞれ相場は異なるので、別々に試算したうえで価格を導き出さなければなりません。

 

とくに木造住宅における建物の価値というのは、有名ハウスメーカーや著名な建築家が手がけたブランド物件以外は築20年で1割、築30年でほぼゼロになってしまうといわれています。これは不動産業者の常識です。購入時は建物(いわゆる上物)の価格も当然に加味されているのですから、売却時の価格が目減りするのは自然なことです。

 

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