▲トップへ戻る
なぜ「決算書が読める」ことが社長にとって不可欠なのか?

前回は、銀行による「格付け評価」とはどのようなものかを説明しました。今回は、「決算書」を正しく読めることが社長にとってどれだけ重要なのか、改めて考えていきます。

決算書が読めなければ融資交渉などできない

自社の格付け評価を上げるには、そもそも決算書を読めないと話にならない。

 

しかし、決算書を正しく読めない中小企業経営者が意外に多い。決算書の作成を税理士や会計士にまかせっきりにしているためだろう。

 

会社はいったいいくら儲かっているのか、ひょっとして赤字なのか、もし赤字だとしたらその原因はどこにあるのか。そうしたことを銀行の担当者は必ず聞いてくる。その質問に答えられなければ、そもそも交渉自体が始まらない。

決算書の数字の奥に「社長の素顔」が隠されている!?

決算書を読むためのポイントはせいぜい10項目程度である。損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)を見れば、数字の奥に社長の素顔が見えてくる。

 

決算書を読むということは、鏡で自分の顔を見るようなものだ。身だしなみを意識するように、ぜひ財務3表の基礎知識を身につけ、会社の財務状態に対する意識を高めてほしい。

 

次回は、財務3表の基本的な知識及び銀行側の重視するポイントを順に説明していこう。

株式会社リーテック 代表取締役社長
資金調達コンサルタント

1971年慶應義塾大学経済学部卒、同年に富士銀行入行。店舗戦略統括として空中店舗、ニューメディア店舗等を開発。その後、市ヶ谷支店長に就任。同支店は全国1位の成績を達成する。1993年に銀行を辞しアレックジャパン設立、現在のQRコードの原型となる技術を開発・販売。2000年リーテック設立、経営コンサルタントとして多数の企業へ累計100億円の資金調達をアレンジ。“銀行員の目”と“経営者の目”を兼ね備えた、資金調達と経営のプロフェッショナル。

著者紹介

連載中小企業経営者のための「融資」交渉術

本連載は、2016年3月2日刊行の書籍『赤字会社を完全復活させる 逆転の融資交渉術』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

 

 

赤字会社を完全復活させる 逆転の融資交渉術

赤字会社を完全復活させる 逆転の融資交渉術

久松 潤一

幻冬舎メディアコンサルティング

苦しい経営を続ける中小企業も依然として多い中、企業にトドメを刺すのは資金供給のストップ、すなわち銀行の融資がおりなくなることです。バブル期のように、銀行が「借りてください」と頭を下げるような状況が再び訪れること…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧