「白内障治療」で悪くなった目を治すのも可能になった
昔であれば、加齢とともに身体にいろいろな変化や衰えが現れてきても、それを改善する方法はあまりありませんでした。
歯が悪くなったら入れ歯を使う、耳が悪くなったら補聴器をつける、目が見えにくくなれば老眼鏡をかける。そういったもので加齢による衰えをカバーするくらいしか方法はなかったのです。特に目については、老眼鏡だけでは白内障による目のかすみや見えにくさを改善することはできません。
ですが、今の時代を生きる皆さんは幸せです。白内障治療はこの十数年で驚くほど進化しています。今は、患者さんにとって負担の少ない手術を受けることができ、白内障で悪くなっていた目そのものを“治す”ことが可能なのです。
「白内障手術」で昔のように見えるだけで自慢できる
白内障手術では、白く濁ってしまった水晶体を取り除き、代わりに人工の小さい眼内レンズを入れます。この眼内レンズも、最近は優れた製品が多数登場しています。特に「遠く」も「中間」も「近く」も眼鏡をかけずによく見える3焦点型の多焦点眼内レンズは、患者さんの満足度がとても高くなっています。白内障治療で多焦点眼内レンズを入れると、どんな世界になるのか、ちょっと想像してみましょう。
例えば、女性はグループでよくランチ会をしますね。少し奮発して予約した三ツ星レストランで、集まったお仲間と席に着いたとします。
多焦点眼内レンズを入れているあなたは、遠くにいるサービスのスタッフの顔もよく見えます。目を合わせて合図をすると、スタッフが席へやって来て、一人ずつメニューを配ります。そのとき、お仲間たちはメニューの小さい文字が読めません。目を細めたり、目から離したりして見ている様子です。けれども、結局はっきり見えず、老眼鏡を出そうとしてバッグの中をごそごそと探し始めます。
しかし、あなたは違います。近づいて来たスタッフに優雅に会釈をしながら、メニューを開いた途端に、目の前の文字を読むことができます。そして料理の内容や値段をサッと読み比べて、「私はAコースを」とほほえみながらスマートに注文することができます。そんなあなたの様子を見て、周りのお仲間たちは驚きながら「なぜそんなによく見えるの? 何をしたの? 教えて!」と興味津々に尋ねてくるはずです。
男性であれば、ゴルフの話が分かりやすいかもしれません。多焦点眼内レンズを入れている人は手元のボールやクラブも、打ったボールの軌跡も、すべてクリアに見ることができます。ですから同年代の友達とコースを回っていて、友達がショット後に自分のボールの行方を捜していたら、「お前のボール、あっちへ飛んで行ったで」と教えてあげればいいのです。相手は「なんで見えんねん!?」となります。
白内障治療によって10~20年前に見えていたのと同じくらいに「見える」ことで、同年代の仲間に自慢できたり、友達とスムーズにコミュニケーションが取れたり、という楽しい時間が増えます。自分のやりたかったことや目が悪くなったせいで諦めていたことをもう一度できるようになるのです。
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