老朽化マンションの恐ろしい末路
エレベーターなどの設備も定期点検や部品交換をしないと事故につながり、人命にかかわってきます。管理組合・管理人や管理会社の入っていないマンションはやはり問題が多く、新しいうちはよくても、20年後、30年後には建物の老朽化とともに、問題満載のマンションになっていくのです。
これでは、資産価値は大きく目減りしてしまいます。
こうした管理組合や管理人のいないマンションでは、自主管理といって住民による「管理組合もどき」があり、最低限の掃除代や共用部の蛍光灯の交換代を集金して、何とか支払いをしているというのが現状ですが、住民による管理組合もどきでは信用性がないので、支払ってくれる住民もあまりいないのです。
また、1年ごとに持ち回りで管理人を決めたりもしますが、皆さんなかなか忙しいわけですし、ヒマな人は高齢者だったり年金暮らしの方ですので、管理費等の集金ができるわけはありません。