現代日本において多くの人が悩む「お墓」の問題。最近は「墓じまい」や「改葬」を迫られることケースも珍しくありません。しかしお墓には家族以外の人々も関わっており、伝統やしきたりも絡んでいることから、多くの一般人にとっては「わかりにくい世界」でしょう。墓じまいや改葬が必要となった時、一体なにから始めればよいのでしょうか? ※本連載は、樺山玄基氏の著書『令和時代のお墓入門』(幻冬舎)より一部を抜粋・再編集したものです。

突然「遺骨を引き取ってくれ」と電話が…

年々、お墓の承継に関する相談が増えています。実際に次のような相談がありました。

 

********************************

【事例】

Aさん(60歳)のもとにある日、長いこと音信不通だった従兄弟のBさん(65歳)から電話が入りました。

 

用件は、「うちの墓に入っている叔父さん(=Aさんの父親)のお骨を引き取ってほしい」とのこと。突然のことでAさんはびっくりです。

 

事情を聴いたところ、Bさんの妻のお姉さんが亡くなり、独り身のためBさんの妻が遺骨を引き取ったそうです。その遺骨を、今Bさんが継いでいる墓に納めたいのだが墓下の納骨室のスペースがないため、出してもらえないか、という話でした。

 

 

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

Aさんの父親はAさんが未成年の時に亡くなり、家庭の事情でお墓を建てることが困難だったため、Aさんの伯父さん(=Aさんの父親の兄、Bさんの父親)が自分のところのお墓に入っていいよ、と言ってくれた経緯があります。

 

その時、いずれは出してほしいのかずっと入っていていいのかは伯父さんも明言せず、あいまいなままで、伯父さんが亡くなったあとも、誰も何も今まで言ってこなかったので、Aさんもなんとなく気がかりだったものの、親族だし問題ないだろう、と墓参りも普通にしていました。

 

ただ、従兄弟のBさんとは子ども時代こそ一緒に遊んだ記憶はあるものの、成長するにしたがってすっかり疎遠になっていました。特別仲違いしたわけでもないけれど、何も連絡を取り合うことなく数十年経っていたのです。

 

「急に言われても…」思わずそう返事してしまったAさんですが、「いずれはそちらで墓を建てるものと思っていた。ずっと音沙汰なく、預けっぱなしとは図々しいのではないか」と逆に言い返され、重苦しいムードに。

 

とりあえず、今まで何も連絡しなかった非礼をわび、出すにしてもこちらにも準備が要るからと、その場はおさめたものの、Bさんからはできるだけ早く遺骨を出してくれ、と念を押され、困り果てています。

********************************

 

 

注目のセミナー情報

【国内不動産】2月14日(土)開催

融資の限界を迎えた不動産オーナー必見
“3億円の壁”を突破し、“資産10億円”を目指す!
アパックスホームが提案する「特別提携ローン」活用戦略

次ページ「墓探し」より先にすべきこと
令和時代のお墓入門

令和時代のお墓入門

樺山 玄基

幻冬舎メディアコンサルティング

悩ましい「お墓の承継問題」を解決する、新しいお墓のあり方とは? お墓の跡継ぎがいない。 無縁仏にはなりたくない。 お墓のことで子どもに迷惑をかけたくない…。 少子化や核家族化、独居世帯の増加を背景に「自分の…

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 石福金属工業のお知らせ エンパワー2月5日セミナーへの誘導です 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧