「8万円くれ。自動販売機で缶コーヒー2本買う」
じーじプレゼンツ、爆笑シリーズ
認知星人が言い放った爆笑シリーズをご紹介!
海苔とふりかけ
「おい、ここにあった海苔とふりかけどうした?」
「海苔? ふりかけ?」
「ここに置いてあった、旅館の朝飯の時によく出るビニールに入っている海苔と、わかめのふりかけだ」
「……」
さっこ(私の母)に持って行こうと思って置いておいたのに、ないじゃないかと、すごい勢いでご立腹。
「いつ置いてあったの?」
「1年前だ」
……1年前かい!
1年前に置いてあったって言われてもなあ~と思いつつ、女房(特別養護老人ホームに入所中)を思うじーじのために、海苔とふりかけを買いに行ったのであった。
デイサービスの缶コーヒーは1本4万円
「今日は寒いから、セーター着る?」
「ヒーターなんか着られるわけがないじゃないか。何を言っているんだ。お前は変なことばかり言うな」と、またまたご立腹。
「それより、8万円くれ。自動販売機で缶コーヒー2本買うから」
「へ?」
デイサービスの缶コーヒーは1本4万円するらしい(笑)。
俺宛ての荷物じゃない
じーじを一人にして、ほんの数分買い物に行ったあいだの事件!
「この住所は黒川さんですよね~」ってクロネコヤマトと佐川急便から立て続けに電話が入った。
「はい! そうですよ」と答えると、「今、荷物をお届けに行ったんですが、お出になられたおじいさんが『違います』と言って受け取ってくれなかったもので」
急いで帰ってじーじに理由を聞いてみると、
「俺宛ての荷物じゃない!」
確かに! 正しい!(笑)。
島崎藤村
デイサービスから16時に帰ってきたじーじは、すぐにお昼寝。それも爆睡状態。数時間後、ごそごそ音がするから見に行くと、デイサービス用のカバンを取り出し、背広を着る準備をしているではないか。
「今は夜だからね。デイサービスは明日行こうね」
「まだ、夜明け前だ」
……島崎藤村か!
じーじと私は、毎日コントのような会話を繰り返しているのであった。
黒川 玲子
医療福祉接遇インストラクター
東京都福祉サービス評価推進機構評価者
【関連記事】
税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ
親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】