特殊清掃を頼まなければ!しかし先立つものがない…
孤独死の当事者となり、故人の住まいを特殊清掃しなくてはならなくなった際、やはり突然の大きな出費に困ってしまう方も多いのではないでしょうか?
葬儀代に遠方からの場合は旅費・滞在費、納骨の費用、その他手続きのたびにどんどん出費が重なります。そこへ加えて遺品整理や特殊清掃、原状回復リフォームの費用となると、頭を抱えてしまうご依頼者様も少なくありません。
故人が生命保険に入っていたとしても、受取人になっていなければ保険金で賄う事も難しいものです。故人と疎遠にされていた故に、故人の人間関係、家族関係が把握できていない方も珍しくなく、お金を受け取れる方と諸々の費用を支払う方がちぐはぐなことも多い印象です。
故人が生活保護を受けていた場合、生命保険に入っている可能性はゼロになります。
戸建ての持ち家の場合、他の方法を検討する余地はありますが、賃貸物件の場合、特に差し迫った問題となってきます。「次の人が住める状態にして返却してください」と言われると頭が真っ白になるのではないでしょうか?
では特殊清掃費用が払えず大家さんとトラブルにならないために、今回は孤独死保険について紹介します。
遺族を救う「孤独死保険」の実際
孤独死が大きな社会問題となっている昨今、「孤独死保険」という商品が出回るようになりました(様々な商品名がありますが、この記事ではわかりやすく「孤独死保険」という表現を用います)。
孤独死保険とは大まかにご説明すると、
「入居者が室内で死亡する事故(事故や孤独死、自殺等)があった際に、遺品整理や清掃、消臭や原状回復の費用などをカバーできる保険」のことで、最近の賃貸契約では強制加入するようになっているケースが増えています。この孤独死保険を活用することで、特殊清掃の費用負担を抑える、もしくは負担ゼロにすることが可能になるのです。
孤独死保険の形態は様々で、保険料を入居者が負担して加入している場合と、物件オーナーが物件自体に保険をかけている場合や、火災保険の特約として特殊清掃費用をカバーできるタイプの保険などがあります。
商品によっては、特殊清掃費用だけでなく、葬儀費用も保険金給付対象にしているものもある為、加入の確認ができれば是非活用したいものです。
孤独死が激増する現代の背景から大手保険会社が次々と参入しており、これから定番となっていく保険であると考えられます。
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