健康状態が変われば、相続対策も難しく…?
人生の終局では健康状態が変わってしまうことも考えておかねばなりません。
相続対策には、複雑な手続きや大きな労力を要するものもあります。しかし、加齢とともに体力は衰えていくのです。認知症やがん、心臓病などの大病を患えば判断力や行動力が大きく損なわれます。
当然、仕事もできなくなっていきますし、日常生活が不自由になることもあります。社長としてバリバリ働いている時とは違う収入源や、介護施設に入所するための資金を用意しておきたいところです。
元気な時には必要性を感じないものですが、「必要性を感じた時には対策を講じるだけの判断力や体力が残っていなかった」というケースが少なくありません。
一定の年齢になったら、老後の準備、相続対策、隠しごと対策をひとまとめにして検討し、とりかかりましょう。