実績に大手企業ばかりの制作会社の落とし穴
制作会社選びでもネームバリューに惑わされてしまう
会社のネームバリュー中心で、ウェブサイトの制作会社を選ぶ人もいます。制作実績を見て大手企業がずらりと並んでいると、それだけでここなら大丈夫だと思って任せてしまうのです。
日頃から大手企業の仕事を中心にしている制作会社は、デザインを重視したサイトを制作するのを得意としています。大手企業はブランディングやイメージ戦略を常に考えているからです。
ところがこういう制作会社は、売上に直結するようなサイトを作ることには慣れていません。その結果、ネット上で商品に興味を持った人をこういう会社が作ったサイトに導いても販売や会員獲得に結びつかず、効果がまったくなかったということが起きてしまいます。パートナー選びをするのにネームバリューにとらわれると、こんな落とし穴があります。どの会社に頼むかよりも、むしろどんな担当者がついてくれるかという事の方が大切です。ブランド品を買うのとはわけが違います。無名でも小さい会社でもかまわないので、自分たちにふさわしい仕事をしてくれるウェブマーケターや制作会社を探しましょう。
後藤 晴伸
後藤ブランド 社長
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ
■47都道府県「NHK受信料不払いランキング」東京・大阪・沖縄がワーストを爆走