やらせ発覚!自社でできるMEO対策と悪質業者の見分け方

予備校チェーンでGoogleマップの口コミ投稿でやらせが発覚し、大問題となった。MEOというマップエンジン最適化の施策のために、やらせの口コミ投稿に手を染める悪質事業者は多く、今回の明るみに出た事件は氷山の一角に過ぎないと語るのは後藤ブランドの後藤晴伸社長だ。今回のようなやらせ投稿がなぜ起きるのか、その舞台裏を緊急レポートする。

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無くならない!やらせ書き込みと炎上

2021年3月に予備校チェーンで、Googleマップの口コミ投稿でやらせが発覚し、問題となりました。予備校の内部の関係者が、通っている生徒になりすまし、評判の良い口コミを書き込んでいたことが明るみに出た形となります。

 

運営本部は内部社員の通報で「①自校舎への高評価口コミ、②競合他社への低評価口コミ」など不適切投稿が指示された事実が確認されたと明らかにしました。

 

予備校の関係者が、生徒になりすまして、評判の良い口コミを書き込んでいたことが発覚した。(※写真はイメージです/PIXTA)
予備校の関係者が、生徒になりすまして、評判の良い口コミを書き込んでいたことが発覚した。(※写真はイメージです/PIXTA)

 

なぜ、Googleマップにやらせをしてまで、口コミ投稿を行っていたのでしょうか? なぜこのようなことが起きるのか、その背景について、今回は解説したいと思います。

 

MEO(Map Engine Optimization)というマップエンジン最適化の施策のために、やらせの口コミ投稿に手を染める事業者が多いと考えられます。今回の明るみになった件は氷山の一角と言えるでしょう。

 

明らかに高評価の口コミが多過ぎる場合は、ユーザーとしては怪しんだ方が良いかもしれません。地名のキーワードを含めた複合キーワードでGoogle検索を行った場合、検索結果にGoogleマップが出てくると思います。そのGoogleマップ上で優先的に自社のサイトを掲載しようとするためにMEOを行います。

ひと昔前のSEOと同じような営業スタイルが継続

自社で行うケースもあれば、MEOを専門で扱う外注業者に依頼するケースもあります。今回の事案の場合は内部の関係者がやらせを行っていたということですが、悪質な外注業者が加担しているケースもあります。不正な施策を行うとGoogle側から利用規約違反として、アカウントが停止させられるリスクがあります。

 

そのリスクなどをしっかり伝えないまま、施策の手の内を明かさずにGoogleマップに御社が表示されるようにしますと営業掛けてくるタイプの会社は怪しいと思った方が良いでしょう。

 

MEO自体は、SEOと同じで「悪」ではないのですが、インチキな手法でGoogleマップ検索結果の上位に表示させようとする会社が「悪」と言えます。真面目なMEO業者であれば、良いのですが、悪徳な業者と知らずに依頼をすると痛い目に合うリスクがあります。

 

ひと昔前のSEOと同じです。以前のSEOの営業は、外部リンクを貼れば検索結果の上位に表示させることができますよということで、何も価値が無い粗悪な外部リンクを販売し、暴利を貪っていたSEO会社がたくさんありました。ここ最近はMEOブーム的な感じになっており、かなり数多くの会社がMEOの事業を展開しているため、その数多くある業者の中から、真面目な業者を選定する必要があります。

やらせMEOはマイナスブランディングにも

まず、MEOを正しく始める際には、Googleマイビジネスに正確な情報をしっかり登録するということから始めます。こちらに関しては特に外注に頼らなくても、内製化して対応することができる領域ではあります。また投稿機能を活用し、定期的にユーザーにとって有益な情報を発信することでGoogleからの評価が上がりやすくなると言われています。こちらに関しても内製化しようと思えばできる内容です。

 

またユーザーの口コミに関してもやらせで書くのではなく、実際のユーザーに口コミを書いてもらうなど、企業側としての地道な努力は必要となります。口コミを書いてもらうために、特典を付けたり、キャンペーンを行ったりすることも必要でしょう。そのような企業努力の積み重ねによって、正しいMEOを行うことで、Googleからの評価を上げていくこともできます。

 

どうしても内製化できない場合は、上記のような正しいMEOの施策を代行してもらえる会社に委託をしても良いでしょう。手間と工数をかけずに楽をして結果を出そうとすると、やらせ感がユーザーにも伝わってしまい、不自然な印象を与え、逆にマイナスブランディングとなってしまいますので、注意が必要です。

真面目な口コミ対応を行い、炎上を阻止

プラス評価の口コミばかりであれば良いのですが、中には厳しい評価の口コミもあります。その厳しい評価の口コミに対しての対応で大きな差が生まれます。

 

厳しい評価の口コミを放置しておくと、どんどん厳しい口コミの件数が増えていきます。このような厳しい口コミに対して、どう対応するかで真価が問われるのです。一般ユーザーは企業側の対応姿勢を良く見ています。たとえ、厳しい評価をもらったとしても、真摯に受け止めて、ちゃんと1つ1つの口コミに対して回答しているような企業であれば、誠実さは伝わるのではないでしょうか。

 

また、競合他社の人間が低評価の口コミを入れているようなケースも良く聞きます。たとえ、競合他社によるやらせ口コミだとしても、やらせだろうということで放置して良いわけではありません。このような場合でもちゃんと事実確認し、そのようなことがなければしっかり見解を提示することで、一般ユーザーに誤解を生むようなことも避けられるでしょう。

 

正しく誠実に対策を行えば、会社の信用も失われずにすみ、ユーザーにとっての見え方も決して悪いものにはならないでしょう。MEOもSEOと同様で近道はありません。コツコツと努力を積み重ねていく必要があります。

 

WEBマーケの業界は、リテラシーの低いクライアントをカモにする悪徳業者が多いので、しっかりと見極める必要があります。そして絶対に自社でもやらせに手を出してはなりません。せっかく築き上げてきたブランドが今回の事案のように一瞬で地に落ちてしまいます。

 

後藤 晴伸
後藤ブランド 社長

 

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後藤ブランド株式会社 代表取締役

青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、凸版印刷株式会社入社。
電通・電通テック担当として、大手企業の紙媒体を中心とした広告制作を担当。
大手インターネット広告代理店、株式会社セプテーニへ転職し、SEMコンサルタントとして数十社のリスティング広告の運用を担当。
その後取締役としてウェブマーケティング会社の立ち上げに参画。
孫請け、ひ孫請けとしてウェブマーケティングに携わる中、業界特有の構造への疑問が強くなり、2014年に独立し、後藤ブランド株式会社を設立。
経営改善にまで踏み込んだ提案力、クライアント企業への遠慮のない物言いで、数々の中小企業の売上増に貢献。
後藤ブランド株式会社代表取締役。
2016年に、「ウェブマーケティングという茶番」(幻冬舎メディアコンサルティング)を出版。
その後、書籍の反響もあり、多くの広告代理店、制作会社からの要望から、下請け案件を専門とする子会社、株式会社グランデッツァを2018年に設立。
金融業界や医療業界など様々な業界にて、ウェブマーケティングに関する講演依頼があとを絶たない。

著者紹介

連載悪しき業界を大掃除!ウェブマーケティングの闇

増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番

増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番

後藤 晴伸

幻冬舎メディアコンサルティング

業界を知り尽くした著者がウェブマーケティング業界の闇を暴露する衝撃の一冊。 インターネットがビジネスでも必須の存在となり、ウエブを活用した賞品宣伝や集客が当たり前になり、検索順位を上げたり、広告から商品の購入に…

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