特徴:目の前ですぐにスマホを使う人に対し、腹を立てる。便利なこと・モノを無批判に受け入れるのは軽率だと思っている(特に年配者)。
Why? なぜ怒る:スマホをいじるのはこの場に関心が向いていない、退屈しているからだ と思ってしまい、自分が軽視されていると感じ、怒りに火が点く。
自分の価値観で許せないことを平気でする人にイラッ
目の前の相手が、会話の途中や会議中にいきなりスマホを出していじり始めたら、「私と話しているのに失礼じゃない?」とか「会議中に不謹慎では?」とイラっとする人がいます。
一方で、スマホをいじっている人は、 急ぎの要件に返信をしたり会議に関することを検索して調べていたりしているだけかもしれず、「別に遊んでいるわけじゃないし、何がいけないの?」と思っていたりします。
スマートフォンの普及は私たちのライフスタイルをがらりと変え、価値観やモラルも大きく変えました。以前なら失礼だとされていた行為も、人によっては当たり前と考えるなど、世代間ギャップがトラブルを生む典型的な事例といえます。
こんなときは、たとえば、かつては年始のあいさつに家をまわっていたのを、略式として年賀状で済ますようになった(このときも「けしからん!」と憤った人はいるでしょう)、それが、今では一斉メールになった(年賀状がOKの人なら、当然メールもOKのはず)などと、価値観の変遷を理解しやすい事例に置き換えてみるといいでしょう。
スマホに限らず、SNSなどでも相手のマナーにイラっとしそうになったら「今はそれが当たり前なんだ」とクールダウンするようにすれば、無用なトラブルは避けられます。