日本人の金融資産の殆どは「日本資産」へ投資される傾向にありました。しかし、インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 グローバル資産形成研究所によると「資産形成の投資先については、国内外の選択肢から公平に選ぶ視点が必要」なのだといいます。今回は、資産形成を行うのなら、海外資産を選択肢に入れるべき理由を解説します。

 

もし、国内製にこだわり、海外の製品に目を向けなければ、より良い製品を手に入れられるかもしれない機会を失ってしまうことになります。広い視野を持てば、日本を愛すること、日本に肩入れすること、日本を豊かにすることを、同列に考えてはならないと考えます。

 

同様に、資産形成の投資先についても、国内外の選択肢から公平に選ぶ視点が必要です。日本は300兆円を超える世界一の対外純資産を持っていますが、私たち個人個人が海外の投資先に対して関心を高めていく新しい開国マインドを持つことは、この対外資産を大きく高め、そこからの富の還流により日本と日本人が令和を豊かに生きる処方箋となることでしょう。

 


人生100年時代がより一層定着することが見込まれる令和の時代に、自身の金融資産を大きく開国させるマインドを持つことは、前述の過去における海外からの富の還流と同様に、日本や日本人の豊かさを大いに高めることに繋がると考えます。いつの時代も、日本が世界のなかで豊かな国であり続けるためには、世界経済と共に歩んでいく姿勢が求められるのです。

 

 

※本記事は、インベスコ・アセット・マネジメント株式会社のインベスコ グローバル資産形成研究所レポート「100年時代のお金について考える」Vol.5として公開されたものです。

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