不動産投資では、空室リスクをいかに低減させるかが重要なポイントとなります。入居者を逃してしまう最大の要因となり得るのが「部屋内部の汚さ」です。本記事では、地域最安値の賃料を維持しつつ、入居者を逃さない低コスト清掃術を紹介します。※本記事は、書籍『100万円からできる「地方・ボロボロ一戸建て」超高利回り不動産投資法』(日本実業出版社)から一部を抜粋したものです。

配水管、蛇口…築古物件の水周りは必ず清掃を

◆排水管・蛇口などは「真鍮のたわし」で磨く

 

トイレや洗面の排水管の表面は、青カビが付きやすいです。古臭く薄汚れた印象になるので築古物件では必ず清掃を行ないましょう。

 

私が使っているのは、「真鍮(しんちゅう)のたわし」です。ステンレスではないので注意してください。これを使うと面白いように汚れが落ちます。とくに角度がついているブラシタイプがおすすめで、トイレだけでなく、洗面台など蛇口についた水垢(みずあか)に有効です。

 

100円均一のショップで、真鍮とステンレスとナイロンの3個セットで売っているはずです。木の棒にたわし部分が刺さっているものです。

 

 

最初は、真鍮だと傷が付くと思ってタオルでこすっていましたが、なかなか落ちませんでした。試行錯誤した結果、タオルは問題外で、ほかのものでも、例えばステンレスだと傷が付きますが、真鍮ではうまくいきました。

 

◆排水溝には臭気キャップを付ける

 

排水溝は、臭いが上がってこないよう「臭気キャップ」を付けましょう。これはホームセンターやインターネット通販で300円ほどで購入できます。

 

 

◆蛇口から水が漏れるときはパッキンを交換する

 

「水道のハンドルを閉めても吐水口から水が漏れる」というクレームが入居者からよくきます。ただ、そこでパッキンを業者に交換してもらうと、8000円ほどかかってしまいます。田舎の戸建てだと家賃3万円くらいで貸し出している物件があり、そのなかでの8000円はダメージが大きいです。入居者の自己負担にするのは非常に大切ですし、また自分でも交換できる術を学ぶべきです。

 

私は古い物件を買ったら必ずパッキンを交換しています。自分で換える場合は、水栓の取っ手を外して、自然と分解していくと、コマがあります。ここに付いているゴムが劣化しているため水漏れが発生するので、ここをそのまま新品に交換します。

 

 

コマは1個数十円程度です。戻すときには水テープをねじり部分に巻くことも忘れずに行なってください(交換するコマはメーカーによっていくつかの型があります。一度分解して、それを持ってホームセンターに行って同じ物を買うのがいいでしょう)。私の場合、パッキンに関しては入居者の自己負担でお願いしています。その旨は契約書に必ず盛り込んでいます。

仲介会社のニーズにあった「部屋づくり」が重要に

◆ペーパーホルダー選びもシンプルなデザインを

 

一度入った入居者に長くいてもらう(「入居付けがいい」といいます)ためには、仲介会社が何を求めているのかを把握する必要があります。以前、私が仲介会社に「リフォームでおしゃれさを出すことで入居は決まるんでしょうか?」と聞いたところ、「関係ないですね。黒崎さんの物件は価格で勝負なわけですから」といわれたことがあります。

 

エリアや物件のスペックが違うのであれば別かもしれませんが、少なくとも私がすすめる地域最安値で貸し出す投資スタイルでは、おしゃれさは費用をかけてまで追求する必要がないのです。

 

ペーパーホルダーも新品に換えるだけです。今は安価なおしゃれなホルダーがたくさん出ていますが、1点だけおしゃれにすると、部屋の全体感とミスマッチになります。

 

 

ただ、無駄にお金も時間も使わない範囲ならば、趣味でこだわるのはいいと思います。リフォームが好きという人であれば、試しに挑戦してもいいでしょう。

 

◆浴室の壁のサビ対策

 

浴室の壁パネルに穴が空き、水が入り鉄部にサビが発生した場合、穴が小さければそこにコーキング(気密性や防水性のために施工される隙間をゴムやパテなどで充填します。「コーキング 風呂」などで検索すると、ウェブで補正方法の解説ページや動画があるので、参考にしてみてください)で補修することができます。

 

穴の箇所が広い場合、パネルをその部分に接着して、水が入らないように上部をコーキングにて補修します。浴室の3点ユニットの交換はコストがかかるため、できるかぎり避けたいところです。

 

また、サビの汚れには洗剤「ハイドロハイター」などが有効です。粉末なので50〜60度程度のお湯で溶いてペースト状にしたハイターを、サビの上に塗って10〜20分程度テイッシュをかぶせるなどして液を留まらせたあと、布でこすって磨くと驚くほどよく取れます。ヘアピンが置きっぱなしになった跡にできるサビ跡にも有効です。

 

 

 

黒崎 裕之

 

本連載は、2018年6月1日刊行の書籍『100万円からできる「地方・ボロボロ一戸建て」超高利回り不動産投資法』(日本実業出版社)から抜粋したものです。最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

100万円からできる「地方・ボロボロ一戸建て」超高利回り不動産投資法

100万円からできる「地方・ボロボロ一戸建て」超高利回り不動産投資法

黒崎 裕之

日本実業出版社

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