長期で資産運用を考えたとき、相続税は100%発生する「債務」ともいえます。子の代、孫の代まで資産を守っていくためには、かかる相続税も考慮に入れた利回りを試算することが重要です。本記事では、不動産と金融商品の「親子二世代の運用」を比較します。

相続税は莫大な「簿外債務」!?

「この商品の運用利回りは10%だった、素晴らしい!」というコメントを耳にすることがあります。もちろん、所得税等が課されますので、20%~50%程度の税金が差し引かれることくらいは認識されているでしょう。それでも、うまく運用することができれば、個人資産を大きく増やすことができます。

 

しかし、世代を超えた資産運用を考えるのであれば(自分の世代で資産を使い切る、市町村に寄付するとおっしゃる方は別です)、世代を超えた投資利回りを考えなければいけません。そこで絶対に考慮しなければいけないものは、相続税という大きな損失です。

 

「相続税が損失」といわれてもピンとこないかもしれません。なぜなら、この損失は、まさにいま資産を運用する資産家が死んだあと、子供が支払うものだからです。また、大きな損失ではあるものの、自らその損失を被る悲劇を体感することが難しいからです。

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