最優先で取り組みたい「最新式トイレ」の設置
トイレの印象は物件の好感度を大きく左右する重要なポイントだ。
温水洗浄式便座:新築時は、もちろんその時点で最新の製品を最優先で導入するのがいい。リフォームする場合も、最優先で取り組むべきだ。
省エネ便器:最新の便器は温水洗浄機能と一体で多機能になっている。また少しの水で流せるなど省エネ効果も高い。たとえば古い物件で便器が和式の場合はネット上での競争力はゼロなので、便器も含めて交換したいものだ。
2連ペーパーホルダー:先にふれた吊り戸棚はトイレにつけても効果的だが、私のおすすめは2連ペーパーホルダー。これはトイレットペーパーが2つ並べて取り付けられるようにしたもので、その上にちょうどスマホやタブレット端末などをおける台をとりつけたのがミソだ。ちょっとしたアイディアだが、現場での反応はいい。
[図表]
LEDや断熱窓の採用も、ネットでのヒット率を上げる鍵
部屋の全照明をLEDにして省エネをうたうのは、いまやあたり前になってきている。あとで触れるようにあえて白熱灯を照明に選ぶような場合をのぞくと、コストを考えても新築時なら照明にLEDを採用しない理由がない。
窓のサッシについても同じようなことがいえる。冷暖房の効果が高く、防音効果もある2重窓(断熱窓)も価格が下がっているので、新築時に採用すればネット上でのヒット率は確実に上がるはず。最近では簡単に後付けできる断熱窓もあるのでリフォームの際には、採用したい。