家電付き、家具付き…収益物件の客付け力を高める工夫の例

前回は、物件への入居希望者が評価する、最新設備について取り上げました。今回は、収益物件の客付け力を高める工夫の例を紹介します。

ちょっとしたお得感を演出できる「家電付きプラン」

ある程度年月がたって空室期間が長くなったり、成約率が落ちたかなと感じたときこそ、大家さんの腕のみせどころだ。ここでも大手不動産情報ポータルサイトのチェックボックスの項目を参考にしながら、すこし大胆なくらいのアイディアで自分の物件のアピール度をあげる努力をしたい。

 

まずは家電付きプランだ。これはテレビや冷蔵庫、洗濯機、電子レンジといった家電を大家さんが用意しておきましょうというプラン。とはいっても、すべての家電を用意するわけではない。このうち1、2点を用意し、場合によっては大家さんからのプレゼントという意味合いにとどめるのがポイント。いわゆる「家具家電付き物件」のように、すべての家具・家電を備え付けにするわけではなく、ちょっとしたお得感を演出するのがポイントだ。

 

簡素な家具のつくり付けも、入居者にはプラス評価

こうした家電付きプランとならんで効果的なのが、簡素な家具をつくり付けにすることだ。先に触れた吊り戸棚もその一例だが、テレビが置けるような低めの棚を壁面につくり付けにしたり(テレビシェルフ)、パソコン用の作業スペース(PCカウンター)をつくるのもいい。またキッチンに食器棚代わりになるような棚(キッチンシェルフ)をつくるという手もある。

 

家具代わりになるこうした簡単なスペースがあることが、家電付きプラン同様、築年数の古さや立地条件の悪さなどのマイナスポイントを払拭し、プラスに変えてくれることもある。

 

注意したいのは、すべての家電・家具がついた物件は、法人契約の場合にはメリットが大きいが、個人の場合、他人がつかった家電や家具には抵抗感が大きくデメリットが大きい場合もあることだ。

 

 

株式会社町田工務店 代表取締役社長

大阪市出身。高校卒業後、父親が創設した町田工務店に入社。昼間は現場で働き、夜は夜間の大学に通い建築を勉強しながら、一級建築士の資格を取得。平成3年町田工務店の社長に就任した際に、パートナーや回りの人たちの大切さを実感。以来、実際に住まわれるお客様の顔が見える仕事を一層大事にし、そんなお客様に喜んでいただけることを日々の仕事の励みや喜び、やりがいとする。
安心安全はあたりまえ。「大切な家族を育む家づくり」「人と地球にやさしい家づくり」「次世代へ引き継ぐ家づくり」。そんな『こだわりの暮らし』を追求する。

著者紹介

連載工務店社長が伝授! 「ネット集客」で勝つ収益物件づくり

 

 

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町田 泰次

幻冬舎メディアコンサルティング

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