マンションの「本当の耐用年数」は何年なのか?
60年、47年・・・これらの数字はどこから出てきたのか?筆者はときどき「マンションは何年ぐらいもつのですか?」という質問を受けることがあります。確かに、マンション取得を考えている人にとっては気になるところでしょう。 一方で、「マンションって60年ぐらいは住めますよね」という言葉もよく聞きます。この「60年」という数字がどこから出てきたのかというと、おそらくこれは、鉄筋コンクリート造の建物(=マンション)の資産価値を計算する便宜上、財務省が一律で…
築15〜20年の中古が狙い目——もっとも賢いマンション購入法
「リフォームする」という前提で物件を探す今回は、もっとも賢いマンション購入法をご紹介する。それは「マンション選びの後出しジャンケン」で選んだ築15~20年の優良な中古マンションのなかで、現オーナーがまだ居住中であり、なおかつ住戸内が相当傷んでいそうな物件を探すことである。 なぜ、わざわざそういう物件を探すのか。理由は大きく3つある。 ①同様のリフォーム済み物件に比べて500万円以上安い②さらに値引きが期待できる③リフォームすれば新築同様に蘇る …
中古マンションの「欠陥」を購入前にチェックする裏ワザ
管理組合の「総会議事録」で欠陥を確認できる絶対に「ババ」を引かないためには築10年ちょっとで、工事精度の高さがはっきりと証明された中古マンションを選ぶとよい。そうすれば、その後20年、30年、その安定した品質のなかで暮らすことができる。 しかし、築10年ちょっとの中古マンションを選ぶとき、その物件に何か不具合が起こっているかどうかをどうやって確認するのか。 そこにもきちんとしたノウハウがある。それは、そのマンションの管理組合における過去数年分の…
マンションの空き家――これから顕著になる問題点とは?
マンションは「終の棲家」に最適だが・・・今後は都心や大都市の中心地と郊外とで、土地の価格差がどんどん広がっていくと考えられます。いい換えれば、首都圏や大都市圏などの都市部で、特にその中心地域においては、マンションの中古需要は底堅くあるといえます。 場所によって、マンションの需給バランスは決まってくると思いますが、筆者はたとえば中心地域にある古い木造住宅よりも、マンションのほうがはるかに需要があると思っています。 マンションの一番の特性は…
購入マンションは「築10年ちょっとの中古」を選ぶべき理由
損をしないためには「新築」であることを諦める2015年10月、横浜のマンション傾斜問題が起こったことで、筆者のところにも一時期メディアの取材が殺到した。それこそ、毎日何社ものテレビ局や雑誌社のコメント取りやインタビューをこなした。 いろいろなことを聞かれたが、多かったのは「欠陥工事マンションを買わない方法は?」といった質問だった。 竣工したマンションを外から見る限り、欠陥工事かどうかの判別は不可能だ。ただ、慣れた人間が見れば隅々の仕上げから工…
「嫌悪施設」の問題点を打ち消して高値売却を実現する方法
「リフォーム」で嫌悪感を打ち消す嫌悪施設近くの物件は、その嫌悪施設が気にならないというお客様を探して売却するのが基本です。 とはいえ、そんなお客様が運よく見つかるとも限りませんから、リフォームによって嫌悪施設への嫌悪感を打ち消すようにすることも忘れてはなりません。 弊社では、都内のゴミ収集所近くの2階建ての事務所を買い取って、リフォームを施してから高く売却したことがあります。このときは、建物の内装、外装のリノベーションに500万円ほどの…
中古物件の価格と割合で見る「米国と日本不動産の違い」とは?
明らかに「築年数」が大きく影響する日本の不動産価格前回まで、米国やオアフ島の不動産市場動向について説明してきました。オアフ島がリーマンショックの影響をほとんど受けず、右肩上がりに成長してきたこと、また、アラモアナ・カカアコ地域にある高級コンドミニアム「Hokua」の2006年の分譲時からの価格推移についても解説してきました。 今回は、日本と米国との不動産の違いについて見ていきましょう。 下記のグラフは、日本の中古マンションの築年帯別平均㎡単価…
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