著者紹介

神戸 利文

リハビリ専門デイサービス「リタポンテ」 代表取締役

1965年生まれ。三重短期大学卒業。合弁会社・株式会社保険市場の代表取締役を務めるなど、保険業界を中心に活躍をしていた中、親の介護の実体験がきっかけとなり「理学療法士によるリハビリテーション」「日本で初めて介護保険分野で受けられるサービス」を世に誕生させた誠和医科学(現・ポシブル医科学株式会社)と出会う。

生活期のリハビリの重要性を説く考えに共感し、同氏が代表を務めていたポシブル医科学株式会社その経営に参画した。

同社を退任後、生活期のリハビリが不毛不足する東京、関東圏に進出するため、リタポンテ株式会社を設立。リハビリ専門デイサービス、リタポンテを新宿区で開業。「日本から寝たきりをなくすために、おせっかいを科学する」を合言葉に、リハビリを中心にした介護サービス事業を展開する。

書籍

道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる

『道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる』

神戸 利文
上村 理絵

青信号で道を渡り切れず、怖くて買い物にも行けない。 トイレに間に合わず、オムツを重ね履きしている。 長期間の寝たきり生活を送り、家族に迷惑をかけているのが申し訳ない…。 間違った介護と医療で、急激に身体が弱っていく高齢者。どんな介護をするかで、あなたや家族の「老後の幸せ」が決まります。 介護経験者は、次のようなことで後悔しています。 ●施設選びで失敗。母親が驚くほど弱って帰ってきた。 ●情報と余裕がなさすぎて、すべてケアマネジャーの言う通り。本当にそれでよかったのか、いま考えると疑問が残る。 ●社会福祉サービスをもっと最初から使っておけばよかった。 ●胃ろう・人工呼吸器はやめておけばよかった。 ●親が弱っていったのに気づくのが遅れた。もっと早くから手を差し伸べていればよかった。 ●1人で抱え込みすぎて、ストレスから家族にきつくあたってしまった。 「介護後進国日本」では、誰かに任せっきりの介護では、幸せな最期を送れる可能性が、ぐっと下がります。 「本当に、家族も本人も幸せになる介護とはなにか」を介護の現場で追い求め続けてきた著者が教える、家族も本人も後悔しないための介護の「答え」。

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