前回は、物件のバラエティに富む「フィリピン不動産」の魅力を紹介しました。今回は、フィリピン不動産でも重要となる「投資のバランス」について見ていきます。
10年単位の長いスパンで見る
億万長者になる近道は、良い物件に良い人間を住まわせることです。インカムで回しながらキャピタルゲインも考慮しつつ、10年単位の長いスパンで見ていき、その間でチャンスがあれば買い増して利益を確定していきます。
最初こそ大きな儲けはありませんが、1000万円の物件を10 戸ももてば1億円です。そこまで徐々に進むことが大切です。
インカムが取れるものを小さな物件で持っておく
規模が拡大すれば、3000万円や5000万円の物件に入れ替えるべきですが、バランスは8対2で保っておいたほうがいいと思います。それはすべてにおいて当てはまるバランスです。大きな物件の払い込みが、小さい物件の利回りでカバーできるようになれば一気に規模は拡大できます。
たとえば、1億円の物件には頭金1000万円が必要になり、毎月50万円を払っていかなければなりません。その50万円のインカムが取れるものを小さな物件で持っておけばいいのです。
GSR株式会社 会長
zukky PTE CEO
Gate of Assets Fundation director
一般社団法人フィリピンアセットコンサルティング 主席コンサルタント
1979年、愛知県生まれ。大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社が開発するフィリピン最大規模のITプラットフォーム事業へ投資。ハンズオンでビジネスの拡大の活動を続け数十の新規事業の立ち上げに貢献。2006年より子供たちの支援なども積極的に行いその功績により2022年にフランスの社会文化奨励勲章を受勲。
2014年にHallohallo Home incの事業構築サポートを行う中で、不動産売買仲介、管理、リーシング、内装、建築、ストリートチルドレン復学プログラム、人材派遣等、日本とフィリピンの双方にメリットのある事業が重要だと痛感する。フィリピン人や現地の弁護士、税理士、色々な人材に騙された事で自身で学びフィリピンでの成功パターンを習得したのだが、唯一不明だった現地の経済を動かす巨大財閥との付き合いにより、ほとんどの日本人の資産保全の思考が間違っていることに気が付く。2019年以降はシンガポールとフィリピン、アメリカ、イスラエル、フランスを中心に富裕層を対象にしたビジネスを構築。
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連載「フィリピン不動産投資」が資産形成に最適な5つの理由
ハロハロホーム マニラ本社
Director
ハロハロホームは、フィリピンのメトロマニラ首都圏のビジネス中心地マカティ市に本社を構え、フィリピン不動産投資や、フィリピンの土地販売を手がける企業。賃貸仲介サイトの運営、不動産管理、メンテナンス、内装、転売のサポートなど、購入・管理・売却まですべて対応できる強みを持つ。
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