前回は、現在進行形で実践しているフィリピン不動産投資の例を紹介しました。今回は、フィリピン不動産投資で負ける確率を減らすために有効な「売り出し直後」の物件購入について見ていきます。

フィリピン不動産を安く購入できるタイミングとは?

フィリピンでは、住宅ローンを使って収益不動産を買い進めることができます。インカムゲインとキャピタルゲインの組み合わせで、無限大に物件を買っていける可能性があるのです。

 

具体的にどのような買い方が効果的かと言えば、自分が毎月払える金額と、規模拡大に対する考え方、タイプによっても分かれます。

 

安く購入できるタイミングを考えると、情報が入って売り出し直後のプレビルド物件です。安く購入することで将来的にキャピタルゲインを確保できますので、いざというときには「売る」という出口を選択できます。

 

 

デメリットとしては、払い込み期間が長いことです。毎月の支払いが負担にならないくらいの金額で設定することが重要です。

物件を購入して「勝てるか、勝てないか?」という視点

現在、よく売られている価格帯は1000万円ですが、売り出し直後のプレビルド物件を買った場合、竣工までの3年間の月々の支払いは毎月6万~8万円になります。

 

これが売り出しから1〜2年経ってから購入すると、払い込み期間が短くなるため毎月の支払いが上がります。2年なら12.5万円、1年なら25万円となります。

 

現在、販売している物件は、払い込み期間が3年くらいのものが主流です。私たちは、商品としては常にある程度の払い込み期間があるものを提供しています。そうした中で私たちが最も重視しているのは、物件の価値です。その物件を購入して「勝てるか、勝てないか?」という視点です。

 

それを見極め、売り出し開始直後に押さえます。後はたまたま払い込み期間が3年だったり、2年だったりするだけです。ただタイミングとしては、売り出し直後が安く購入できます。そして、より安く購入することで、負ける確率が確実に減るのです。

本連載は、2016年2月27日刊行の書籍『億万長者になりたければ、フィリピン不動産を買いなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

億万長者になりたければ、 フィリピン不動産を買いなさい

億万長者になりたければ、 フィリピン不動産を買いなさい

鈴木 廣政・渡辺 頼子

幻冬舎メディアコンサルティング

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