前回は、現在進行形で実践しているフィリピン不動産投資の例を紹介しました。今回は、フィリピン不動産投資で負ける確率を減らすために有効な「売り出し直後」の物件購入について見ていきます。
フィリピン不動産を安く購入できるタイミングとは?
フィリピンでは、住宅ローンを使って収益不動産を買い進めることができます。インカムゲインとキャピタルゲインの組み合わせで、無限大に物件を買っていける可能性があるのです。
具体的にどのような買い方が効果的かと言えば、自分が毎月払える金額と、規模拡大に対する考え方、タイプによっても分かれます。
安く購入できるタイミングを考えると、情報が入って売り出し直後のプレビルド物件です。安く購入することで将来的にキャピタルゲインを確保できますので、いざというときには「売る」という出口を選択できます。
デメリットとしては、払い込み期間が長いことです。毎月の支払いが負担にならないくらいの金額で設定することが重要です。
物件を購入して「勝てるか、勝てないか?」という視点
現在、よく売られている価格帯は1000万円ですが、売り出し直後のプレビルド物件を買った場合、竣工までの3年間の月々の支払いは毎月6万~8万円になります。
これが売り出しから1〜2年経ってから購入すると、払い込み期間が短くなるため毎月の支払いが上がります。2年なら12.5万円、1年なら25万円となります。
現在、販売している物件は、払い込み期間が3年くらいのものが主流です。私たちは、商品としては常にある程度の払い込み期間があるものを提供しています。そうした中で私たちが最も重視しているのは、物件の価値です。その物件を購入して「勝てるか、勝てないか?」という視点です。
それを見極め、売り出し開始直後に押さえます。後はたまたま払い込み期間が3年だったり、2年だったりするだけです。ただタイミングとしては、売り出し直後が安く購入できます。そして、より安く購入することで、負ける確率が確実に減るのです。
GSR株式会社 会長
zukky PTE CEO
Gate of Assets Fundation director
一般社団法人フィリピンアセットコンサルティング 主席コンサルタント
1979年、愛知県生まれ。大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社が開発するフィリピン最大規模のITプラットフォーム事業へ投資。ハンズオンでビジネスの拡大の活動を続け数十の新規事業の立ち上げに貢献。2006年より子供たちの支援なども積極的に行いその功績により2022年にフランスの社会文化奨励勲章を受勲。
2014年にHallohallo Home incの事業構築サポートを行う中で、不動産売買仲介、管理、リーシング、内装、建築、ストリートチルドレン復学プログラム、人材派遣等、日本とフィリピンの双方にメリットのある事業が重要だと痛感する。フィリピン人や現地の弁護士、税理士、色々な人材に騙された事で自身で学びフィリピンでの成功パターンを習得したのだが、唯一不明だった現地の経済を動かす巨大財閥との付き合いにより、ほとんどの日本人の資産保全の思考が間違っていることに気が付く。2019年以降はシンガポールとフィリピン、アメリカ、イスラエル、フランスを中心に富裕層を対象にしたビジネスを構築。
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連載「フィリピン不動産投資」が資産形成に最適な5つの理由
ハロハロホーム マニラ本社
Director
ハロハロホームは、フィリピンのメトロマニラ首都圏のビジネス中心地マカティ市に本社を構え、フィリピン不動産投資や、フィリピンの土地販売を手がける企業。賃貸仲介サイトの運営、不動産管理、メンテナンス、内装、転売のサポートなど、購入・管理・売却まですべて対応できる強みを持つ。
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