即断即決はリスク大…必要事項を確認し、必要なら専門家に相談を
生き別れの親の相続は、法律上の問題だけでなく、感情面の負担も大きくなりやすいものです。
複雑な気持ちになる人もいるでしょうし、動揺する人もいるでしょう。どのような状況で亡くなったのかによっても、受け止め方は変わってくると思います。
こうしたケースは、自分の行動や判断に後悔することがないよう、専門家のサポートを受けることがお勧めです。手続きを適切に進めやすくなるだけでなく、自分だけで抱え込まずにすみ、精神的な負担を軽減することにもつながります。
司法書士や弁護士などの専門家であれば、家庭裁判所への相続放棄の申述に必要な書類の収集や戸籍関係の確認、財産調査などをサポートできます。財産の状況によっては、相続税などについて税理士への相談が必要になる場合もあります。
遺品や財産を安易に処分せず、まずは通知を受け取った日などを確認し、相続放棄の期限を把握しましょう。そのうえで、専門家に相談し、財産や借金の状況を調べながら、今後の対応を検討しましょう。落ち着いて順序立てて対応することが、不要なトラブルの回避と、後悔しない結果につながります。
加陽 麻里布
司法書士法人永田町事務所 代表司法書士
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