銀行マンは平気でウソを言う!?
銀行を取り巻く環境は変わってきているのです。
なのに、そんなことはお構いなしに、古い習慣を引きずる銀行マンは、まだまだいます。
必要のない定期預金をさせるために、お金を貸し付ける。担保や個人保証は必要、また、外せない、と平気で言う。
金利や手数料の交渉をしようとしたら、〝それは首都圏の大企業などの場合の話しですね〟などと、平気でウソを言う。高い格付けであっても、〝保証協会付きの融資なら大丈夫です〟と、銀行のリスクを避けようとする。
などなど・・・。
銀行マン自身が、環境の変化を理解していない。あるいは、〝言ってみて通ればラッキー〟と思っている。の、どちらかなのです。
経営者も知るべき銀行を取り巻く環境の変化
とはいえ、そのような、古い習慣を引きずる銀行マンの言葉に飲み込まれる経営者が、これまた、まだまだいるのです。
なので、いくら我々が言っても、〝今でも担保も保証も個人保証も、求められますよ!〟
〝銀行とのつきあいも大事ですから〟などと、彼らの言葉を信用してしまうのです。
考えてもみて下さい。銀行マンが自ら、〝ウチは、個人保証も担保も要らないです〟
と、言うワケがないのです。こちらから交渉するから、そして、財務内容がいいから、
〝わかりました。そのようにさせていただきます。〟と、なるのです。
古い習慣に引きずられないためには、経営者自身も、そのような、銀行を取り巻く環境の変化を知っておくことが、必要です。
知らないから、相手の言葉に流されてしまうのです。
相手の置かれている現状を理解しているからこそ、銀行マンに飲み込まれず、強気の交渉ができるのです。