(※写真はイメージです/PIXTA)

朝から晩まで一生働き続ける……そんな人生に疑問を持つ人は少なくありません。そんな中、1億円の資産をつくりあげて41歳で会社を辞めた男性。誰もが夢に見る自由を手に入れたはずでした。しかし、念願叶った彼に、お金の問題ではない“思わぬ障壁”が待っていました。

「働くことには意味がある」をどう伝える?…父としての苦悩

「『個人投資家』なんて言えるほどのものでもないし、実質『主夫』なんですが、私が住んでいるのは田舎なので、周囲にそういう人もあまりいない。妻も、ママ友に説明するときに苦労してるみたいで。『FIREしてる』なんていえば、お金持ちに誤解されかねませんが、実際には、あまり取り崩さないように気を使った生活ですしね」

 

FIREについては、佐竹さんの両親や妻の両親も完全に理解しているわけではありません。

 

「『いつ再就職するんだ』と聞かれることもあります。資産運用で生活しているし、家庭もうまく回ってると説明しても、『働いていない』ということへの違和感はあるみたいです」

 

とはいえ、今のところは再び会社員に戻るつもりはありません。

 

「FIREを後悔しているわけではありません。娘との時間も増えたし、家事も育児もちゃんとできています。ただ……」

 

佐竹さんが気になっているのは、「親として、子どもに働く姿を見せる必要はないのか」ということです。

 

「お金のために働く必要はなくても、働くことには別の意味がある。そういうことを、娘にはどう伝えたらいいのかなって。辞めてしまった自分が言っても、説得力がないじゃないですか」

 

資産形成には成功した佐竹さんでしたが、FIRE後に思いもよらない「壁」に直面していました。

 

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