(※写真はイメージです/PIXTA)

ホルムズ海峡をめぐる緊張が高まるなか、カタールから日本へ向かうLNG(液化天然ガス)輸送船がペルシャ湾内で足止めされているとの報道がありました。日本は中東から石油を大量に輸入していますが、LNGについては事情が異なります。日本のLNG輸入先はオーストラリアやマレーシアなどに分散しており、中東3カ国への依存度は1割程度にとどまります。ここでは、日本のLNG輸入を支えるオマーン、カタール、ブルネイの位置付けと、資源国ならではの税制を見ていきます。

LNGから見えてくる資源国の税制

ホルムズ海峡をめぐる問題は、日本のエネルギー安全保障を改めて考える機会となりました。ただ、日本のLNG調達先は中東だけに集中しているわけではなく、オーストラリアやマレーシアなどにも分散しています。

 

その一方で、オマーン、カタール、ブルネイは、日本のLNG調達において一定の役割を果たしています。輸入量そのものは日本全体の一部にすぎませんが、いずれも石油・天然ガスを主要産業とする資源国であり、その税制にも共通する特徴があります。

 

一般企業には比較的低い税率を適用して経済活動や投資を促す一方、石油・天然ガスなどの資源産業には高い税率を設定し、資源から得られる利益を国家財政に取り込むという仕組みです。

 

LNGの輸入先をたどっていくと、日本のエネルギー安全保障だけでなく、資源国が天然資源からどのように税収を確保し、経済の多角化を進めているのかという、国際税制の側面も見えてきます。

 

矢内 一好

国際課税研究所

首席研究員

 

 

【注目のセミナー情報】​​​

【事業投資】9月8日(火)オンライン開催
《即時償却×想定利回り8.4%》
無人運営で手間なし!「ワーキングブース投資」の全貌

 

【国内不動産投資】9月16日(水)オンライン開催
初期費用の最大95%短期償却も!
収納ニーズの増加で注目高まる「トランクルーム投資」

 

 

【関連記事】

■月20万円もらえるはずが…45歳・サラリーマン「ねんきん定期便」に抱いた違和感。「年金ルール」知らずにそのまま20年…65歳で受け取ることになる年金額に唖然「何かの間違いでは?」

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧