「1億円なんて、あっという間ですよ」…60歳できっぱり退職、あり余る資産で〈旅行〉〈グルメ〉〈車〉…人生を謳歌した元会社員の“意外な13年後“

「1億円なんて、あっという間ですよ」…60歳できっぱり退職、あり余る資産で〈旅行〉〈グルメ〉〈車〉…人生を謳歌した元会社員の“意外な13年後“
(※写真はイメージです/PIXTA)

不安定な時代。「もしものときのために、1円でも多く残しておかなければ」――そう考える人も多いでしょう。しかし、その考えのまま年を重ね、結局使い切れずに「やりたいことをやれなかった」と後悔をのぞかせるケースも少なくありません。今回は、60歳で1億円の資産を手に入れ、旅行、車、住まい、趣味に惜しみなくお金を使った男性の事例から、老後のお金の使い方について考えていきましょう。

「もう働かない」60歳、資産1億円で退職

「60歳になったら仕事はきっぱり辞める。そう決めていました」

 

そう話すのは、東京都内で暮らす佐々木さん(仮名・73歳)。長年勤めた会社を60歳で退職。人間関係もよく仕事に大きな不満はない。それでも再雇用で働く道は選びませんでした。

 

というのも、当時の金融資産は約1億円。会社員時代の貯蓄や退職金に加え、相続した遺産などを合わせたものです。独身で子どももいなかったため、老後の生活費としては十分すぎる金額だと考えていました。

 

何より佐々木さんには、現役時代から温めてきたやりたいことがありました。国内外へ旅行をする。好きな車に乗る。家を快適にする。そして時間を気にせず暮らす――。

 

「60代なら、まだ元気に動ける。70代になってからではできないこともあるから、思い残すことなく生きようってね」

 

老後のために貯め込むより、元気なうちに使いたい。そう思い、多くの同僚に見送られながら、職場を去ったのです。

家、車、旅行…「60代を楽しむ生活」へ

最初に手を入れたのは自宅でした。築年数が経っていたため、キッチンや浴室などを含めて大規模にリフォーム。家具や家電も一新し、総額約1,700万円をかけました。さらに、ずっと憧れていた輸入車も約1,000万円で購入しました。

 

「家を新しく買ったわけじゃないし、車だって資産からすると“桁外れの贅沢”という感覚はありませんでした」

 

実際、ここまでで約3,200万円。手元にはまだ約7,300万円あります。そして、ここから佐々木さんの「60代を楽しむ生活」が始まりました。

 

海外旅行、国内旅行、外食、ゴルフ。現役時代には仕事を優先して我慢していたことにも、お金を使うようになっていきました。

次ページ65歳、年金を受け取るころには資産4,000万円弱に激減

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧