「雇用が奪われる!」ロボットとAIの衝撃の真実――自動化で仕事は奪われるのか?生産性向上設備投資促進税制が生んだ逆転現象【公認会計士が解説】

「雇用が奪われる!」ロボットとAIの衝撃の真実――自動化で仕事は奪われるのか?生産性向上設備投資促進税制が生んだ逆転現象【公認会計士が解説】
(※画像はイメージです/PIXTA)

「AIやロボットに仕事を奪われる」——そう不安に思う方は多いのではないでしょうか。しかし経済産業研究所(RIETI)の最新研究は、この常識を覆します。約1,600社の企業データを分析した結果、ロボット投資が10%増えると売上は2.7%、雇用も1%増加することが判明したのです。なぜ機械化が進むほど雇用が増えるのか、その仕組みを公認会計士の岸田康雄氏が解説します。

ロボットは人間の仕事をどう変えたのか?

今回の研究で興味深いのは、ロボットによって置き換えられたのが主に単純作業や重労働だったという点です。

 

たとえば、重量物の運搬、単純組立、長時間の繰り返し作業などは、ロボットの方が効率的です。

 

一方で、人間はより高度な業務へ移行していくと考えられます。具体的には、ロボット管理、品質チェック、生産計画、顧客対応、物流最適化などです。

 

つまり、人間の役割そのものがアップデートされていく可能性があるのです。これは非常に重要なポイントです。AIやロボットによって完全に仕事が消えるのではなく、「人間がやるべき仕事」が変化しているのです。単純作業は減りますが、その代わりに、判断力、創造性、コミュニケーション能力を必要とする仕事の価値が高まります。

 

つまり、これからの時代に重要なのは、「機械に勝つこと」ではありません。むしろ、機械を活用しながら、自分にしかできない価値を発揮することが求められるのです。

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