非課税期間の無期限化で使い勝手アップ…長期投資が可能に
旧NISAでは、一般NISAで5年間、つみたてNISAで20年間と、非課税期間が限定されていました。一方、新NISAでは、成長投資枠・つみたて投資枠ともに非課税期間が無期限になっています。
これにより30年や40年といった長期投資が非課税でできるようになり、複利の効果で、資産が大きく増える可能性に期待ができるようになったのです。
無期限化により使い勝手も大きくアップしました。旧NISAでは、非課税期間が終わると資産を売却するか、課税口座に移管することになっていました。そのため「非課税期間が終わる間際に売却しようと思っていたら、ちょうど大暴落してしまった」という場合でも、どちらかを選択する必要がありました。
こうしたケースでは、売却すると損失が確定してしまいますし、課税口座に移管して値上がりを待って売却すると、その値上がり益に対しては課税されてしまいます。
こうした非課税期間の限定によって存在していたマイナスポイントが、新NISAでは解消されました。非課税期間が無期限になることで、下落時には売らずに上がるまで待つことができるなど、長期的な投資戦略がとれるようになっています。
非課税期間の期限を気にする必要がなくなったことで、家計が苦しいときには積立を一旦中止し、余裕が生まれたら再開するということも気軽にできます。制度の期限にとらわれずフレキシブルに非課税で投資を続けられることは、大きなメリットといえるでしょう。
まとめ
□非課税期間が無期限になり、より長期的な運用が可能に
□下落中に非課税期間が強制的に終わることがなくなった
□家計状況に合わせた投資がしやすくなった
酒井 富士子
株式会社回遊舎 代表取締役
経済ジャーナリスト
ファイナンシャル・プランナー
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![出典:『60分でわかる!新NISA超入門[改訂新版]』(技術評論社)より抜粋](https://ggo.ismcdn.jp/mwimgs/9/0/540/img_904f29d47ef2659f4429db28854e46c8240354.jpg)
![出典:『60分でわかる!新NISA超入門[改訂新版]』(技術評論社)より抜粋](https://ggo.ismcdn.jp/mwimgs/6/2/540/img_62b92522eb0c2401c581e271dfa225d1226174.jpg)