〈家賃収入月72万円〉50代サラリーマン大家「甘くないですよ」…同じ6,000万円の不動産投資のはずが、同僚は“毎月赤字”で顔面蒼白なワケ【1級FPが警告】

〈家賃収入月72万円〉50代サラリーマン大家「甘くないですよ」…同じ6,000万円の不動産投資のはずが、同僚は“毎月赤字”で顔面蒼白なワケ【1級FPが警告】
(※写真はイメージです/PIXTA)

物価高騰が続くなか、「第2の収入源」として不動産投資を検討している人も多いでしょう。特に家賃収入が得られる不動産投資は、“不労所得”が手に入るとして、本業で忙しい会社員にも人気があります。しかし、この不労所得という甘い言葉に釣られ、担当者の勧めるままに投資を始めてしまうと、思わぬ“赤字地獄”に見舞われる可能性も……。本記事では、2人の50代サラリーマン大家の対照的な事例を通して、不動産投資のシビアな現実についてみていきましょう。業界の裏側を知る1級FPの桐山昌也氏が解説します。

3.「新築プレミアム」のリスク

毎月の赤字に耐えられなくなったBさんは、やがて「もう売ってしまいたい」と考えるはずです。しかし、売却時にも危険が潜んでいます。

 

たしかに近年マンション価格が高騰していますが、新築物件には開発・販売業者の利益や莫大な広告費といった「新築プレミアム」が上乗せされています。一度「中古」になった瞬間このプレミアムは剥がれ落ち、利回りを基準としたシビアな中古市場価格に落ち着きます。

 

そのため、売却してもローンを返しきれない「オーバーローン」に陥る危険性も高いです。

 

さらに、不動産は株のように売りたいときに即座に換金できる資産ではありません。買い手が見つかるまでの数ヵ月間は売却できず、その間も赤字が積み上がっていくという“流動性の低さ”という問題も抱えています。

「不労収入」の光と影…判断を誤った瞬間、不動産は牙をむく

不動産は、安定した家賃収入という魅力がある一方で、客観性を欠いた判断を行った者には容赦なく牙をむきます。

 

投資物件である以上、「いつかは自分が住むかもしれない」といった私情を挟まず、集中投資やレバレッジの恐怖を理解しておくことが大前提です。そして、業者任せにせず、自らの工夫と努力で収益を生み出す姿勢が求められます。

 

こういった覚悟を持てるかどうかが、不動産投資の成功者となれるかどうかの分かれ目となります。

 

 

桐山 昌也

株式会社ライトオブライフ

代表/1級ファイナンシャル・プランニング技能士

 

【注目のセミナー情報】​​​

【相続対策】6月11日(木)オンライン開催

弁護士が見てきた「失敗事例」から学ぶ!
「相続×アパート活用」のリアル

 

【短期償却】6月13日(土)オンライン開催

《所得税対策×レバレッジ投資》
インフラ活用でキャッシュを効率的に残す仕組み

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

※プライバシー保護の観点から、相談者の個人情報および相談内容を一部変更しています。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録