(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事では、佐野 Mykey 義仁氏の著書『ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い』(KADOKAWA)より、日本の実態と、海外を視野に入れてビジネスを展開することの合理性を見ていく。

100万円持っているなら、50万円は「ドル」に

次に、2020年=100として、もう少し時間軸を広げて見てみよう。実質実効為替レートは、1995年の1ドル80円のとき、最高値で193.95ポイントまで上がっていた。しかし、リーマン・ショックを経て、2025年12月時点で68.82ポイントまで落ち込んでしまった。これは1970年当時、すなわち日本が発展途上国から抜け出す時期よりも低いポイントなのである。「円? そんな安いお金いるか!」と思わない人は謎すぎる。

 

こういった日本の現実があるため、僕は海外でビジネスすることを強く勧める。国内で海外向けのビジネスを展開することもできるが、国内にいると、国内の情報しかとれなくなって情報の質が低くなる懸念がある。だから実際海外に行き、そこで事業を拡大していくほうが手っ取り早い。

 

「自分にはそれができない、どうしても日本国内でやりたい」という視野の狭い人向けの話もしておこう。最低でもドルと円は半分ずつ保有しておくべきだろう。100万円持っているとしたら、50万円はドルにして持っておくのだ。

 

こうしておけば、円の価値が下がればドルの価値が上がり、円の価値が上がればドルの価値が下がって、結果トントンになる。為替レートによる価値の目減りを回避することができるのだ。1ドル100円が150円になると、お金の価値は減ったように感じるが、世界から見たら1ドルは1ドルなのだから。

 

とはいえ、それはあくまで自衛の手段にすぎない。日本人が手持ちの外貨を増やしたとしても、海外で外貨を稼いでくる日本人が増えなければ、日本は本当に発展途上国に戻ってしまうかもしれない。

 

 

 

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※本連載は、佐野 Mykey 義仁氏の著書『ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い

ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い

佐野 Mykey 義仁

KADOKAWA

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