働くのは週3日…富裕層は、忙しくても「余白」をのこす
実際に私の周囲には、限りある時間をコントロールしながら豊かな生活を送っている人たちが何人かいます。
例えば、私のビジネスコーチ。彼女はこの分野でとても大きな成功をおさめていて、多数の顧客を抱えていますが、実は週に3日しか働きません。月曜と金曜を休みにして、火〜木曜の3日間にものすごい集中力で仕事をこなします。
そのほかの4日間は、幼い子どもと一緒に過ごしています。一緒に家でまったりしたり、ディズニーランドに行ったりなど、さまざまな体験をさせているそうです。彼女にとっての豊かさは仕事で成果を出すことであると共に、子どもとの今しかない時間を存分に楽しむことです。
パパ友、ママ友として知り合った方にもそういう人がいます。あるご夫婦はどちらもハーバード大学のロースクールを卒業した弁護士のパワーカップルで、日々忙しく働いています。しかし、彼らは子どもの遠足の日は必ず仕事を休み、夫婦で引率のボランティアに参加します。彼らにとっては、子どもの学校行事に参加することの優先順位が高いのです。
また、知人の経営者は、月曜と金曜を必ず休みにして、土日を含めて4日間を休日とし、火水木の3日間だけ働いています。彼は常に次のビジネスチャンスを待っています。例えば「いい投資の話がある」「面白いビジネスの種がある」という話が舞い込んできたら、すぐに飛行機で現地に飛べるように余白をつくっているのです。
4日の休みがあれば、米国とヨーロッパを行き来することも可能です。彼が感じる豊かさとは、フットワーク軽くいつでも世界中を飛び回れることなのです。
「時間に追われる人」とミリオネアの違い
彼らはいわゆるミリオネア(富裕層)です。彼らに共通しているのは、自分なりの豊かな人生を描き、仕事で高い価値を生み、継続して資産を構築しながらも、それ以外の大事なことにも優先的に時間を使っていることです。
一方、「時間がない」と悩んでいる人の背景には、「本当にやりたいことに時間を使えない」「自分で時間の使い方を決められない」という不満や焦りが隠れています。知らず知らずのうちに、限りある自分の時間を別の何かに明け渡して、受動的な生き方を選んでしまっているのかもしれません。


