企業は慌ててAIに飛びつくな…導入前に「組織運営の基礎」を固めるべき納得の理由

企業は慌ててAIに飛びつくな…導入前に「組織運営の基礎」を固めるべき納得の理由
(※写真はイメージです/PIXTA)

AIを導入すれば自動的に業務が改善される――そう考える方もいるかもしれませんが、実際には組織運営の「基礎」がなければ、その効果は限定的なものにとどまったり、かえって混乱を招く可能性もあります。本記事は、株式会社ブレインワークスの代表取締役である近藤昇氏による著書『人間がしたいこと×AIができること 中小企業が知るべき本当のAI』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、AI時代に組織の基礎力が求められる理由を解説します。

 ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中! 

父が溶かした退職金【上巻】・【下巻】
小林篤典(著)+ゴールドオンライン(編集)

シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!

AI時代の経営に必要な力

AIは魔法の杖ではありません。業務改善や効率化、情報整理など、これまでのITが解決してきた課題と本質的には同じ領域もカバーしています。AIはクリエイティブな発想をサポートできる点が異なりますが、これも基礎がなければ期待した成果は出ません。

 

個人なら、AIが出す答えが自分の思考とかけ離れていても「参考にする」で済みます。しかし、組織全体でこうしたズレが起きると、社内は混乱の極みです。判断基準がばらばらになり、意思決定のスピードも落ち、結果的に企業としての力を失うことになります。

 

AI時代の経営にまず必要なのは、慌てて新しいツールを導入することではなく、組織として個人としてその基礎をしっかりと築くことです。

 

●情報を正しく収集し、共有し、活用する力

●判断基準を組織でそろえる力

●権限と責任を明確にする仕組み

●個々が最低限持つべきスキルセット

 

これらがしっかりしていれば、AIは強力な経営参謀になり、DXは確実に進みます。

 

逆にこれらが明確になっていなければ、AI導入やDXは混乱を増幅させるだけです。

 

経営に関わる情報共有がどの範囲でどのように行われ、どういう基準で評価され、それを誰がどういう権限で経営方針に落とし込んでいくのか──情報を活かした経営の基盤がきっかりとつくられていなければなりません。

 

基礎ができていない土地に、どれだけ立派なビルを建てても長持ちしません。AIを導入する前に経営者がまず取り組むべきは、自社の地盤を確かめ、基礎をしっかり築くことです。

 

 

近藤 昇

株式会社ブレインワークス 代表取締役

 

 

【注目のセミナー情報】​​​

【事業投資】7月7日(火)オンライン開催
《投資収益×税金対策》
「ワーキングブース投資」の全貌

 

【国内不動産】7月14日(火)オンライン開催
東急不動産HDグループの会社とオリコが全面支援!
インバウンド時代の「民泊・旅館業」投資戦略

 

 

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

※本連載は、近藤昇氏による著書『人間がしたいこと×AIができること 中小企業が知るべき本当のAI』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・再編集したものです。

人間がしたいこと×AIができること 中小企業が知るべき本当のAI

人間がしたいこと×AIができること 中小企業が知るべき本当のAI

近藤 昇

幻冬舎メディアコンサルティング

AIの活用で直感と経験だけの経営を変える AI時代に必要なのは、将来を見据えた企業のあり方を探ること。 「人間にしかできないこと」と「AIにしかできないこと」を知り、その境界線を見極めることが企業の成長のカギとなる…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧