3.保険会社は「コンプライアンスリスク」を重視するため
保険会社の審査では、下記のポイントもチェックされています。
・短期間での複数事故
・保険金請求の頻度
・告知内容の整合性
これらは「コンプライアンスリスク」とも呼ばれ、問題があると判断されると、契約そのものを断られるケースもあります。
野中さんは、その後も引受可能な保険会社を必死に探しましたがなかなかみつからず、車両保険を付けない条件での加入を検討しています。3,000万円の車が十分に補償されない可能性に、「事故を起こしたらどうなるんだろう」と野中さんは不安をぬぐえません。
高級車を“買う前”に確認すべきこと
今回のような事態を防ぐためには、購入前に下記のポイントを確認しておくことが重要です。
・加入できる保険会社の有無
・車両保険の上限や条件
・保険料と補償内容
・等級や契約条件
つまり、「買ってから保険を考える」のではなく、「買う前に保険を確認する」という順番が極めて重要です。
「夢」と「リスク」はセットで考える
野中さんにとって、スポーツカーは長年の夢でしたが、保険に加入できない事態までは予想できておらず、想定外の現実に打ちのめされています。
この事例からわかるのは、「資産は持つことより守ることのほうが難しい」ということです。高額な買い物をする際には、その資産を守る手段まで含めて検討することが大切です。
「え? 保険に入れない?」という事態にならないためにも、事前の確認を怠らないようにしましょう。
森 逸行
ファイナンシャルトレーナーFP事務所
代表
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