夫婦のその後
現在も二人は婚姻関係を続けています。週末に会って食事をすることもありますが、以前のように一日中一緒に過ごすことはしていません。
「夫婦でいるからといって、四六時中同じ空間にいなくたっていい。今はそう考えています」
周囲から見れば“おしどり夫婦”でも、当人同士にしか分からない息苦しさはあります。退職後は、家計だけでなく時間の使い方や距離感まで大きく変わるため、これまでの夫婦関係の延長線上だけではうまくいかないこともあるのでしょう。
退職金2,300万円は、老後を支える大事な資金です。それでも美紀さんは、その一部を「別居のため」に使いました。贅沢のためではなく、これからも夫婦であり続けるために、いったん距離を取る必要があったからです。
「離れてみて、やっときちんと会話ができるようになった気がします」
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