使いかけのノートや石ころでも売れるのに、〈非上場株式〉は売れない…「買い手不在」の常識を一変する、近年注目の「買取専門企業」とは?

使いかけのノートや石ころでも売れるのに、〈非上場株式〉は売れない…「買い手不在」の常識を一変する、近年注目の「買取専門企業」とは?
(※写真はイメージです/PIXTA)

近年はフリマアプリの普及により、使いかけのノートや石ころのような物でさえ売れる時代になりました。しかし、非上場株式だけは「買ってもメリットがない」とされ、なかなか売れないのが現状です。ところが、こうした常識を覆す存在が登場しています。それが「非上場株式買取専門企業」です。喜多洲山氏の著書『非上場の政策保有(持ち合い)株式を賢く売却する方法』(幻冬舎メディアコンサルティング)より、非上場株式を取り巻く現状と、著者が非上場株式の買取を行う理由をみていきましょう。

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世界で非上場株取引が活発化の兆し

また、非上場株式を取り巻く市場環境も世界的に変化しています。例えば、イギリスでは非上場株式の新しい取引プラットフォーム「PISCES(パイシーズ:プライベート企業向け証券取引・資本交換システム)」の試験運用が2025年度後半に開始される予定です。

 

PISCESは、株式取引に対する印紙税の免除といった税制優遇を通じて、非上場株式の取引を活性化することなどを目的としています。

 

このような国際的な動きが注目されることで、日本でも「非上場株式」そのものへの関心が高まっています。これまで非上場株式は、一部の専門家や投資家しか関心を持たない領域でした。しかしPISCESによって「換金性が低い」というイメージが緩和されれば、より幅広い層からの注目を集める可能性があります。これは、日本の非上場株式買取専門企業の活躍の場が広がるきっかけとなるでしょう。

メリットが薄い非上場株を“あえて買う”理由

このように、市場の変化が非上場株式の流動化を後押しするなかで、非上場政策保有株式の買取専門企業は、高度な評価ノウハウ、複雑な手続きへの対応力、独自の売却ノウハウ、そして市場の変化に対応する柔軟性によって、売却が困難とされてきた非上場政策保有株式の流動化を可能にしています。

 

私たちの「株式買取相談センター」もその一つです。「非上場株式は買い取ってもメリットがない」のに、なぜ私たちは買取サービスを行っているのでしょうか。

 

 

次ページ専門業者はなぜ非上場株を買うのか

※本連載は、喜多洲山氏の著書『非上場の政策保有(持ち合い)株式を賢く売却する方法』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、解説します。

非上場の政策保有(持ち合い)株式を賢く売却する方法

非上場の政策保有(持ち合い)株式を賢く売却する方法

喜多 洲山

幻冬舎メディアコンサルティング

非上場の政策保有株式を“眠らせたまま”にしないために——。 近年、金融庁や東京証券取引所を中心に、政策保有株式の削減が進められています。しかしながら非上場企業の政策保有株式に関しては、削減が進んでいないのが現…

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