近年はフリマアプリの普及により、使いかけのノートや石ころのような物でさえ売れる時代になりました。しかし、非上場株式だけは「買ってもメリットがない」とされ、なかなか売れないのが現状です。ところが、こうした常識を覆す存在が登場しています。それが「非上場株式買取専門企業」です。喜多洲山氏の著書『非上場の政策保有(持ち合い)株式を賢く売却する方法』(幻冬舎メディアコンサルティング)より、非上場株式を取り巻く現状と、著者が非上場株式の買取を行う理由をみていきましょう。
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世界で非上場株取引が活発化の兆し
また、非上場株式を取り巻く市場環境も世界的に変化しています。例えば、イギリスでは非上場株式の新しい取引プラットフォーム「PISCES(パイシーズ:プライベート企業向け証券取引・資本交換システム)」の試験運用が2025年度後半に開始される予定です。
PISCESは、株式取引に対する印紙税の免除といった税制優遇を通じて、非上場株式の取引を活性化することなどを目的としています。
このような国際的な動きが注目されることで、日本でも「非上場株式」そのものへの関心が高まっています。これまで非上場株式は、一部の専門家や投資家しか関心を持たない領域でした。しかしPISCESによって「換金性が低い」というイメージが緩和されれば、より幅広い層からの注目を集める可能性があります。これは、日本の非上場株式買取専門企業の活躍の場が広がるきっかけとなるでしょう。
メリットが薄い非上場株を“あえて買う”理由
このように、市場の変化が非上場株式の流動化を後押しするなかで、非上場政策保有株式の買取専門企業は、高度な評価ノウハウ、複雑な手続きへの対応力、独自の売却ノウハウ、そして市場の変化に対応する柔軟性によって、売却が困難とされてきた非上場政策保有株式の流動化を可能にしています。
私たちの「株式買取相談センター」もその一つです。「非上場株式は買い取ってもメリットがない」のに、なぜ私たちは買取サービスを行っているのでしょうか。
株式会社喜望大地
代表取締役会長
オーナー社長歴48年。
社長の経営安定化と安定した経営権のスムーズな事業承継をミッションとする。地方の小売業の3代目として年商1億円を50億円まで拡大し、SBIやベンチャーキャピタル4社から出資を受けIPOを目指すも、破綻寸前の経営危機に陥る。内容証明郵便300通、特別送達100通、所有不動産の競売9物件、数え切れない差し押さえなどの筆舌に尽くせぬ艱難辛苦を経験する。
修羅場体験のなかで事業継続に奔走し、組織再編とスポンサーへのM&Aで事業を再生。その経験を活かして、20年間で約1,100社の事業再生・変革に成功する。「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」を旗印に、悩める社長の救世主として、事業承継に重要な経営権の承継コンサルティングを日本全国で展開する。立命館大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。
著書に『少数株主のための非上場株式を高価売却する方法』『非上場の政策保有(持ち合い)株式を賢く売却する方法』(幻冬舎メディアコンサルティング)、『オーナー社長歴45年 洲山が語る 社長のための分散株式の集約で経営権を確保する方法』(ダイヤモンド社)、『どん底からの復活人生』(PHP研究所)などがある。
著者プロフィール詳細
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連載非上場の政策保有(持ち合い)株式を賢く売却する方法