(※写真はイメージです/PIXTA)

少子高齢化が進むなか、「高収入の子どもが親を経済的に支える」ことは、美談として語られる場面もあります。一方で、親の“仕送り依存”が家族関係を悪化させるケースも後を絶ちません。特に、親が年金だけでは生活できず子どもに支援を求める場合、その援助が当然視されることで、相手との関係が大きく揺らぐリスクもあるのです。

「親の老後=子どもの責任」ではない

「息子から絶縁に近い言葉を突きつけられて、本当に辛かった。でも、もう仕送りは頼まない。やっぱり年金の範囲で生きるしかないんだな」

 

川上さんはため息まじりにそう話します。

 

一方で、「もう少し言い方を考えればよかったかもしれない」ともポツリ。親としてのプライドと甘えの間で揺れた結果、親子の距離は思わぬ形で遠ざかってしまったのです。

 

年金受給者が生活の一助として子どもに支援を求めるケースは少なくありませんが、支援を“当然”と受け止めることは、親子関係に深い溝を生む要因にもなります。

 

高収入の子どもであっても、生活に余裕があるとは限りません。経済的支援を受けたいときは、「助けてもらえることは当たり前ではない」という意識と、誠実な対話が求められます。

 

「支える・支えられる」という関係を押しつけるのではなく、互いに尊重しあえる距離感を築くことこそ、これからの高齢社会に必要な“新しい親子関係”といえるのかもしれません。

 

 \6月16日(火)開催/
「相続税の税務調査」

調査対象に選ばれる人・選ばれない人

※本記事のインタビューではプライバシーを考慮し、一部内容を変更しています。

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