「まだまだ一緒に生きられると思っていた」世帯年収530万円・年の差14歳の仲良し夫婦だったが…妻の死で年下夫「状況一変」のワケ

「まだまだ一緒に生きられると思っていた」世帯年収530万円・年の差14歳の仲良し夫婦だったが…妻の死で年下夫「状況一変」のワケ
(※写真はイメージです/PIXTA)

世の中にはさまざまなカップルが存在し、10歳以上年の差がある夫婦を見かけることも今やめずらしくありません。しかし、思わぬところに落とし穴も……。その1つが遺族を経済的に支える「遺族年金」です。今回は、頼れる年上妻を亡くした夫の事例と共に見ていきましょう。

超しっかり姉さん女房に守られてきた男、妻の死で知った現実

田辺洋一さん(仮名・52歳)は、妻・美佐子さん(仮名・66歳)と年の差14歳の夫婦です。美佐子さんは地元企業の事務員として長年勤め、65歳で定年退職。その後も週4日アルバイトを続けるなど、働き者で家庭でもしっかり者でした。

 

一方の洋一さんは倉庫での軽作業の仕事を続けており、家計の管理や役所の手続きはほとんど妻に任せきり。「もっと働けよ、お前が!」と冗談交じりに叱られることもしばしばでしたが、二人の関係は穏やかで安定していました。

 

ところがある日、美佐子さんが突然、心筋梗塞で倒れ、帰らぬ人に。頼れる姉さん女房を失った洋一さんは、悲しみの中で葬儀や各種手続きを進めていきました。

 

「年上っていっても、こんなに早く別れが来るなんて思っていなかった……」

 

葬儀を終え、ようやく落ち着いた頃、じわじわと不安が押し寄せてきます。美佐子さんが生前受け取っていた年金は年150万円ほど、アルバイト収入も年100万円ほどありました。


一方の洋一さんの年収は約280万円。世帯年収530万円の生活が、一気に280万円に。家賃9万円のアパート暮らしも、続けるのは厳しくなりそうです。そんなとき、友人から「奥さんの遺族年金、もらえないの?」と助言を受けます。


「そうか、年金が少しでも入れば助かる」

 

そう思い立ち、年金事務所を訪ねた洋一さん。しかし、そこで突きつけられたのは――冷たい現実でした。

 

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