解決策は自分から提案
文句ばかり言っている自分が嫌になった沙耶香さんは、自分から提案することにしました。今年はいつもの行きつけのビストロではなく、前々から気になっていた別のお店を提案。メニューやソフトドリンクの豊富さもチェック済みで、いつものお店よりややリーズナブルに。さらに、12月は体調を崩しやすいので、11月に開催することにしました。
友人にその話をすると、「たまには違うお店もいいね、OK」「年末は忙しいから私も助かる」とあっさり快諾。沙耶香さんはほっと胸をなでおろしました。
「毎年12月になると、体調や仕事の忙しさで参加が億劫になることもあったんです。去年も途中で帰ったりして大変でしたから、今年は自分のペースで楽しめるように前もって提案してみたんです」
調査でも、お酒を飲まない人との外食では「ノンアルドリンクが充実している」「食事メニューが豊富」という配慮が重要だと答える人が多く、沙耶香さんのように楽しみながら負担感を減らす工夫は理にかなっています。
「無理に参加してストレスをためるより、少しでも気持ちよく楽しめる方法を考えたいですね。友人も快く了承してくれたので、今年は安心して楽しめそうです」
今年の忘年会は、沙耶香さんの“スマート参加”で、友人との関係もお金も体調も守りながら楽しめそうです。
[参考資料]
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