2025年スマートフォン金融・決済連携プラン顧客満足度調査
CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、CEO:木本卓、略称:J.D. パワー)は、2025年スマートフォン金融・決済連携プラン顧客満足度調査の結果を発表した。
本調査は、携帯電話各社が提供する、金融・決済サービスと携帯電話サービス契約を組み合わせてポイント還元や特典を拡大する「金融・決済連携プラン1」(いわゆるポイ活プラン)の満足度を聴取したものである。
携帯電話サービスのブランド別ランキング算出にあたり、評価対象となったプランは下記の通り。
・ahamo:ahamoポイ活
・au:auマネ活プラン、auマネ活プラン+、auマネ活バリューリンクプラン
・docomo:ドコモ ポイ活 20、ドコモ ポイ活 MAX、eximo ポイ活
・SoftBank:ペイトク30、ペイトク50、ペイトク無制限
・楽天モバイル:Rakuten最強プラン
※英文表記アルファベット順
調査全体の満足度は前年と同水準も、若年層では向上
調査全体における総合満足度スコアは638ポイント(1,000ポイント満点)で、前年調査(639ポイント)から大きな変化は見られなかった。
年代別に見ると、中年層(40〜59歳)が632ポイント、高年層(60〜74歳)が623ポイントにとどまるなか、若年層(18~39歳)では、前年比+14ポイントの664ポイントと高い評価となった。
特に「プラン内容の説明・案内」ファクターでの向上が見られ、各社によるポイント還元や特典の適用条件に関する説明や案内が改善されたことに加え、若年層で特典の仕組みや適用条件に対する理解が進んだことが背景にあると考えられる。実際に、「金融・決済連携プラン」加入によって得られる金融・決済特典について、「わかりやすい」、「充実している」、「確認がしやすい/把握しやすい」といったポジティブな回答が若年層では前年より増加しており、すべての項目で7割程までに達している。

