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「世界の大富豪」や「大企業」が借金をする理由
世界の大富豪たちに共通することがあります。それは、莫大な借金をしているということです。「え? あんなにお金持ちなのに借金?」と思うかもしれません。しかし、それこそが彼ら彼女らがお金持ちになった理由なのです。
巨大なグローバル企業であるアマゾンを見てください。世界最大級の企業でありながら、数兆円の借金があります。他企業も同じです。現金を山ほど持っているのに、あえて借金をしている会社は多くあります。
大企業の財務戦略を見ると、さらに興味深いことが分かります。
トヨタ自動車は、現金を8兆円以上持ちながら、同時に38兆円以上の借金があります。なぜ現金で返済しないのか。それは、借金のコストより、その資金を運用したときのリターンのほうが大きいからです。
例えば、ソフトバンクの孫正義氏は「借金の天才」と呼ばれています。常に巨額の借金をして、それを次の投資に回します。この戦略で、一代で日本有数の富豪になりました。
不動産王、そして2025年現在、米国の大統領であるドナルド・トランプも、借金を最大限活用することで有名です。「借金は他人のお金で金持ちになる方法だ」という名言を残しています。
これらの成功者に共通するのは、借金を「コスト」ではなく「投資」として捉えていることです。3%で借りて10%で運用すれば、差額の7%が利益。この単純な原理を、最大限に活用しているのです。
「インフレーション」と借金の関係
もう一つ重要な視点が「インフレーション」です。日本は長らくデフレが続いていましたが、最近はインフレの兆しも見えています。インフレが進むとお金の価値は下がり、物の価値は上がります。そうなれば、今借りた1000万円は、10年後には実質的に900万円や800万円の価値しかなくなるかもしれません。
一方で、不動産の価値や家賃は、インフレに連動して上昇する傾向があります。つまり、固定金利で借りたお金の返済額は変わらないのに、家賃収入は増えていく可能性があるということです。
これは借金を活用する大きなメリットの一つです。インフレが進めば進むほど、借金の実質的な負担は軽くなり、不動産からの収益は増えていくのです。しかし、逆も然りです。「デフレーション」が進めば、先ほどのメリットは真逆になります。
これは肝に銘じてください。私自身も借金をしている身ですので、このことは常に意識して過ごしています。成功も破産も、スピードが加速するということです。
大家のプーさん
不動産投資家
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