ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
富裕層の資産承継と相続税 富裕層の相続戦略シリーズ【国内編】
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
「月1時間労働で家賃年収7000万円」の秘密
私は、「大家のプーさん」と申します。現在37歳、妻と2人の子どもと暮らしている中年のおじさんです。
人と少し違うのは、「月1時間しか仕事(大家業)をしていないのに、年間、億の売買利益と、7000万円超の家賃収入がある」ことです。
今の生活を始める前は、金融機関、収益物件専門の不動産会社、不動産管理会社などで働き、ほぼセミリタイアした31歳までの間に、家賃収入を得るための不動産を買い増してきました。そして31歳のときに経営していた不動産会社を清算し、いわゆるFIRE生活(昔の言葉でいうとセミリタイア生活ですね)を始めました。
普段、仕事をするのは、「不動産業者さんや士業の先生方から電話やメッセージが来たとき」だけです。そのときだけはスマホで電話やメッセージを返す仕事をしていますが、普段は妻とゆっくりランチをしたり、子どもと遊んだりして過ごしています。そんな毎日を送りながらも、年間のビジネスの利益(不動産売買)は億を超え、さらに家賃収入は7000万円(借入の返済があるので税引き前の残りは約3500万円)を得ています。
不動産というものは、「買えば買うほどに、買いやすくなる」ため、収入は毎年増えています。既存の取引先の方が仕事を辞められない限り、きっとこの状況は続くのでしょう。とてもありがたいことだと思っています。
「戸建て投資」こそ、不動産投資の神髄
ここまで聞いて、ちょっと不動産投資に詳しい方だと「それって、アパートや一棟マンションを融資で買い進めてるんでしょう?」と思われるかもしれません。
残念ながらハズレです。実は、私に家賃収入や売却益をもたらしてくれる長期保有用不動産のメインは、首都圏と地方に所有する「戸建て」なのです。
現在、首都圏には買値で約7億円(うち約6億円ほどが借入)分の不動産を保有していますが、共同住宅は一つもありません。北関東には複数の中古アパートと、その数倍の数の戸建てを保有しています。私の知る限り、不動産投資家の中でこのようなポートフォリオを組んでいる方は、あまり多くない気がします。
「なるほど、一棟ものじゃないなら、空き家投資?」と思った人もいそうです。確かに、地方では空き家投資も行っています。
しかし、首都圏ではその家が建っている「土地」を目的に、あえて人が住んでいる物件を買うことが多いです。私にとっての戸建て投資とは、イコール土地投資です(首都圏に限ってですが)。この本質を理解し、価値を最大化していくことが、戸建て投資で大きく稼ぐセオリーだと考えています。
これまで戸建て投資というと、地方の空き家を安く買い、5万円くらいの家賃を積み重ねて、20戸で100万円を目指すといった規模感のものが多かったと思います。しかし、本書で紹介する戸建て投資は違います。地方だけでなく、首都圏も対象です。融資も活用します。やり方次第で一棟ものと同じレベルか、それ以上の資産を築ける可能性を秘めています。
なお、私の戸建て投資術は、DIYやリフォーム、自主管理などの手間やお金をかけて運用するものではなく、「購入」最重要視です。
自分で言うのははばかられますが、私はこれまで、ありとあらゆる不動産投資での儲け方を実践してきました。そんな私が今の市況下で好んで取り組んでいるのが、戸建て投資なのです。
