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理解者
理解者とは、リスキリングに取り組んでいる価値を理解して、サポートをしてくれるような存在を指しています。例えば、現在の日本の転職活動においては、身につけたスキルが初心者レベルだと、なかなか評価をしてもらえない場合があります。「転職=即戦力」という側面があるからです。ところが、まだ数は少ないものの、リスキリングに取り組んでいることを評価してくれる方も確実に存在しています。
採用の意思決定権限がある経営者や人事部の方の中にいることもあれば、人材紹介会社のコンサル担当者や、前述のインフォーマル・ネットワーク内で出会う方々が理解者になってくれる場合もあるでしょう。そういった出会いが、新たなキャリアの扉を開ける手助けをしてくれるのです。
仲間
そして最後に、一緒にリスキリングに取り組む仲間を見つけることができると、大きな心の支えになります。現在、日本全国さまざまな地域でリスキリングについての講演や勉強会をさせていただいていますが、その際に必ずと言っていいほど、真剣にリスキリングに取り組んでいる個人の方にお目にかかる機会があります。ご自身でリスキリングに取り組み、自社内で実施しようとリスキリングを制度化したり、予算化したりする努力をされているのです。
ただ、なかなか経営者や人事部の方に関心を持ってもらえず、やむなく就業時間外に自分一人で取り組んでいる状態だというお話もよく耳にします。日本においては「個人が取り組む自主的な学び直し=リスキリング」と勘違いをされてしまった経緯もあり、個人の自主性とやる気任せの状態になってしまっていることが一因ではないかと考えています。孤軍奮闘して挫折してしまわないように、一緒にリスキリングに取り組む仲間を見つけていただきたいと思います。
自分の所属している部署だけに留まらず、全社という単位で捉え直してみると、会社の将来に対する問題意識を持っている方の中には、リスキリングに関心のある方がきっといるのではないかと思います。また、外部のオンライン勉強会などでも、同じような共通の課題を抱えてリスキリングに取り組んでいる仲間を見つけることができる可能性があります。リスキリングは自身が成長し続けるために永遠に終わらない旅ですので、ぜひ一緒に歩む仲間を見つけてください。
後藤 宗明
一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ
代表理事
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