「もっと話をすればよかった…」69歳元専業主婦、〈貯金200万円〉〈遺族年金月6万円〉という厳しい現実に唖然。夫の死後に湧き出た「感謝と悔恨」のワケ

「もっと話をすればよかった…」69歳元専業主婦、〈貯金200万円〉〈遺族年金月6万円〉という厳しい現実に唖然。夫の死後に湧き出た「感謝と悔恨」のワケ

配偶者との平穏な日々は、明日も明後日も続くと信じてしまいがちです。けれど、その時間はある日突然、終わりを迎えることがあります。もし家計をすべて相手任せにしていたとしたら――残された側は途方に暮れることになるかもしれません。本記事では、Rさんの体験を通して、配偶者に家計を任せきりにすることのリスクを考えていきます。

もはや「単なる同居人」だったが…夫の死で状況が一変

「なんでもっと、夫と話さなかったんだろう……」

 

そう振り返るのは、元専業主婦のRさん(69歳)。短大を卒業後、地元企業に勤めていましたが、24歳で結婚、翌年には子どもを授かり退職しました。

 

「人付き合いも得意じゃないし、働くことも好きではなかったんです」

 

そう語るRさんは、その後ずっと専業主婦として家庭を守り続けました。

 

夫婦仲が悪いわけではありません。しかし、子どもが独立してから、少しずつ夫婦の距離は開いていきました。Rさんは子ども部屋を自室に変え、テレビを見ながら一人で食事をとるようになり、夫は夫で、リビングで過ごすように。

 

会話は自然と減り、朝食も「好きなものを好きな時間に」と別々に。夕食も、どちらかが作った料理を「ちょっともらうね」とつまむ程度で、基本は各自が用意するようになりました。

 

「本当に単なる同居人という感じ。子どもが孫を連れて戻ってきたときだけは、一緒に食卓を囲みましたけど。でも、年月を重ねた夫婦なんて、そんなものだろうと思っていたんです」

 

同じ屋根の下にいながら、別々の時間を過ごすことが当たり前になっていた夫婦。「会話がなくても生活は回る」と安心していたRさんでしたが、その日常は突然崩れ去りました。夫が心筋梗塞で急逝したのです。

 

葬儀を終え、一人暮らしが始まったRさんを待っていたのは、現実の厳しさでした。

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