(※写真はイメージです/PIXTA)

離婚でも相続でも、もっとも揉める財産分与は「不動産」です。分割ができないこともあり、ローン関連でもさまざまな問題が発生します。本記事では『熟年離婚 女性がお金で損をしない本』(河出書房新社)の著者、寺門美和子氏が不動産の財産分与対策について解説します。

財産分与でいちばん揉めるのは「不動産」

離婚時の財産分与で揉めるのが不動産です。自宅を処分するのか、どちらかが住むのかという問題に直面します。財産分与の基本的な考え方は「名義に関係なく、結婚をしてから離婚するまでの間築き上げた資産を半分ずつ」となりますが、不動産を半分に割るわけにはいきません。

 

また、そこに住んでいる家族の事情もあるでしょう。通勤・通学・習い事のほか、熟年離婚の際は、親を近所の介護施設に入れたから自分が住みたいという希望もあります。

 

あるいは、こんなねじれ現象もあります。土地の名義は、妻が親から相続して妻名義、建物の名義は夫というケースです。

 

さらに、二世帯住宅にして、土地は妻の親名義、建物・ローンの名義は夫、しかし実際にローンを返済しているのは妻の親で、名義が変更できないケースもよく聞きます。

 

離婚しても名義は変えずに放置したままにしている人もいるようですが、銀行にバレると一括返済を余儀なくされる可能性もあります。

 

ここは多角的な視点で複数のパターンを考え、弁護士・不動産業者・FP・コンサルタント等と一緒に納得解を見つけてください。相手への配慮も忘れずに。

 

(図表1)二世帯住宅よくあるケース

 

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※本連載は、寺門美和子氏の著書『熟年離婚 女性がお金で損をしない本』(河出書房新社)より一部を抜粋・編集したものです。

熟年離婚 女性がお金で損をしない本

熟年離婚 女性がお金で損をしない本

寺門 美和子

河出書房新社

熟年離婚の「お金の問題」に焦点を絞り、どれだけの財産分与を主張できるか、そして獲得のために必要な知識を解説!

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