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必要なのは最新技術を使いこなす発想力と創造力
生成AIが当たり前になりつつある社会において重要なのは、解決しなければならない課題と、AIの特徴や機能とを適切に結びつけ、解決のための手段として落とし込む発想力と創造力です。AIは、指示されたデータや条件を基に最適な解を導き出すことは得意ですが、自ら問題を発見したり、アイデアを生み出したり、新たなビジネスを創出したりすることはできません。ここにこそ、人間が関わる価値があるのです。
そのためには、まず最新テクノロジーの理解が不可欠です。例えば、生成AIを活用する場合、期待する成果を得るには適切なプロンプト(生成AIに対して投げかける問い)を入力することが重要になります。
ChatGPTなどの生成AIは、入力された指示や条件、参考情報を基に論理的に答えを生成する仕組みになっているため、明確で具体的な指示を文章化する能力が求められます。
適切な答えを得るためには、何を求めているのかを明確にし、どのような形での回答が必要なのかを整理する必要があります。
また、正しい答えにたどり着くためには、前提条件をどのように設定するべきか、どの範囲の情報を提供すれば精度が向上するのか、どの程度の詳しさで回答を得るべきかなど、複数の要素を考慮しながらプロンプトを設計しなければなりません。
併せて、AIの回答をそのまま信じるのではなく、常に疑いの視点を持つことも重要です。
プロンプトが曖昧であれば、生成AIの回答も不正確になる可能性があるため、答えを適切に評価し、誤りを見抜く能力が求められます。そのためには、基礎的な知識や業界に関する知見を持ち、生成AIが提示した情報を批判的に分析する力を養うことが不可欠です。
こうしたスキルを身につけるためには、特定の分野に打ち込むのではなく、幅広い視野を持つ姿勢が必要です。これからの時代においては、常にアンテナを張り、技術の変化に素早く対応できるエンジニアこそが生き残り、キャリアを切り拓いていくことができるのです。
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